目次
第1部 台湾民本主義における中道・漸進の意味(三民主義・五権憲法―民法と独裁の相克;中国のマグナカルタ―五五憲法草案一二修正原則;大正デモクラシーと台湾民本主義;「党国独裁体制」と中華民国憲法;平和的体制転換と民主大憲章;憲法と普通の人びと)
第2部 台湾ナショナリズムと自立・自救(澎湖群島と台湾ナショナリズム;台湾ナショナリズムと市民的自決権;独立と統一の「共通項」―李遠哲中央研究院長に聞く;自由の苦い味―李登輝元大統領に聞く)
著者等紹介
吉田勝次[ヨシダカツツグ]
1943年生まれ。大阪大学文学部国史学科、ロシア科学アカデミー東洋学研究所大学院卒。歴史学博士(ロシア政府最高審査委員会)。兵庫県立大学環境人間学部教授。専攻は国際社会開発論・国際政治
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