目次
序章 住民参加の法的視角
第1章 経済機会法と住民参加の定着(住民参加―その前史的時代;諮問的住民参加の時代〈1949~1964〉;新しい住民参加の登場;経済機会法の立法準備;EOAの成立と“最大限可能な参加”の変遷;経済機会法の変容;コミュニティ活動事業の構造;経済機会法の衰退)
第2章 参加をめぐる法理の動向(行政争訟と参加;プランニングへの参加手続きの法理;福祉裁判の展開;規則制定の手続きと貧困者の参加)
第3章 モデルシティ法をめぐる参加と訴訟(モデルシティ法の制定過程;モデルシティ法の展開過程;AWC事件訴訟の発生と展開;モデルシティ法にみる住民参加と法)
第4章 特別地方交付金政策と住民参加の後退(コミュニティ法とパブリックヒアリング;コミュニティ法と争訟の展開;タイトルXXの成立―公示とコメント;タイトルXXと争訟の動向)
終章 80年代の動向とわが国の課題(1980年代の政策動向;わが国の課題―注目される老人福祉計画の動向)