内容説明
本書は、現代アメリカを代表する社会科学者であるタルコット・パーソンズ(Talcott Parsons,1902―1979)の、大学研究に焦点をあわせ、それを全体として整理しようと試みたものである。したがって本書は、パーソンズの晩年期を代表する大著『アメリカの大学』(1973年)に、検討の照準を置いている。
目次
パーソンズのアメリカ大学教員調査(大学教員の役割構造;大学における権力と影響力;大学教育の目標)
パーソンズの大学論(学問の自由とパーソンズ;マッカーシイズムとパーソンズ;パーソンズ大学論の論理構造;大学論をめぐるパーソンズとスメルサー)
-
- 和書
- 清代政治思想史研究