目次
医療技術の進歩と家族法(国府剛)
親子の氏と戸籍(辻朗)
夫婦の氏―明治民法施行前を中心として(井戸田博史)
オーストラリア国際私法における相続準拠法について(木棚照一)
姻族関係とその効果(家崎宏)
未成年者の婚姻に対する父母の同意(後藤佳旦)
婚姻の形式的要件の法的性質について―中華民国法を中心に(郭振恭)
明治民法と夫婦の婚姻費用にかかる規定の系譜―婚姻費用分担と性別役割分担構造2
(松本タミ)
スペインにおける別居と離婚(塙陽子)
離婚財産分与と詐害行為取消権(山口純夫)
社会保険における事実婚の保護とその限界―社会保険庁昭和55年通達以後の保険審査会裁決(二宮周平)
嫡出性推定に関する小考(金容旭)
嫡出否認訴訟と出訴期間の起算時期(松倉耕作)
明治前期立法資料に見る認知の意義(佐藤義彦)
養子法改正をめぐる一考察―養子縁組のあっせんと養親の選択について(床谷文雄)
親権喪失原因としての親権濫用―身上監護権の濫用を中心に(小野幸二)
夫の暴力と現代のかけこみ寺(本田弘子)
高齢者の介護と行動保障―指標としてのセルフケア(桑原洋子)
著作権の相続(研究ノート)―一物多権的権利として(播磨良承)
持戻し免除について(伊藤昌司)
寄与分と特別受益(上野雅和)
相続分の譲渡・取戻権に関する一考察―明治民法草案中の相続分先買権規定の削除を中心として(千藤洋三)
限定承認と双務契約(福永有利)
遺言能力(大島俊之)