目次
第1章 西ドイツにおける民事訴訟促進政策の動向―簡素化法(1977年7月1日施行)を中心として(簡素化法の立法経過;訴訟の審理充足への配慮;控訴審における手続の集中化と緊迫化)
第2章 西ドイツにおける集中証拠調べとその準備―全事件を合議体で裁く実験(西ドイツにおけるケース処理技術;西ドイツの和解勧告とリラチォーンス・テクニック)
第3章 西ドイツにおける要件事実をめぐる論議と実務―可法研修所民事実務研究会報告(西ドイツにおける訴訟審理の実務;弁論主義をめぐる二説;不利益陳述をめぐる二例)
第4章 西ドイツの集中審理から学ぶ―第二東京弁護士会・弁護士業務委員会講演(法および実務における期日2回の原則;西ドイツの集中証拠調べと弁護士の職務形態;わが国の民事実務の欠点)