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内容説明
少なくとも日本においては、原発を廃絶し、石油文明を縮小するなら、真の豊かさを可能にする物理的、社会的条件が十分にある。本来は水と土、すなわち水土の条件に恵まれているのが、日本の多くの地域の特徴だからである。
目次
序章 ウクライナ、次は日本かフランスか
第1章 台所で考える原子力発電
第2章 春に芽の出ぬジャガイモの秘密
第3章 電気料金からみた原子力発電
第4章 免責だらけの原賠法
第5章 石油を浪費する原子力発電
第6章 砂漠化に帰着する文明
第7章 電力需要の独占構造と地方自治の新しい課題
第8章 水とともに生きる人びと
第9章 コスト急上昇の原子力を超える
終章 亡国に至るを知らざるは、これすなわち亡国
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ochatomo
2
原子力発電は石油浪費的で増殖炉は死の灰を増やす チェルノブイリ事故をうけ1981刊に増補改訂して1986刊 旧版を私は大学生として読むこと可能だったが全く知らずに過ごした 多くの事故が年表にまとめられている 何より衝撃だったのは1986年新入社員として東京研修へ、5月3~5日の連休に奥多摩他あちこち出歩き6日は42度!の高熱で休んでしまったのだが、この本で5月2日から3日にかけて大量の放射能が日本各地に降り注ぎ始めたとある 遊び過ぎた熱じゃなくてチェルノブイリの影響だったかも 30年過ぎて気づくとは!2017/04/19
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