出版社内容情報
ユング心理学の理論と実践を矛盾なく結びつけた上で、臨床における夢の解釈が多様な角度から丁寧かつ具体的に論じられる決定版!
内容説明
夢解釈の決定版。心理療法の実践で、なぜ夢が必要不可欠で、それがどれほど有意義なのか、そして、夢と取り組むための姿勢とはどういったものなのか。それを体系的かつ具体的に記す。夢と魂の現象としてのユング心理学がここにある。
目次
第1章 夢とは何か?
第2章 なぜ夢なのか?
第3章 夢に対する適切な態度
第4章 夢の解釈者
第5章 夢の実際のテキストを解釈する
第6章 一つの実例を用いて―ある夢とその心理学的解釈
第7章 夢と患者
第8章 種々雑多な問い
第9章 夢の解釈の隠れた目的と任務―ナトゥラ Naturaからアルス Arsへ
第10章 夢と共に作業することを越えて
著者等紹介
ギーゲリッヒ,ヴォルフガング[ギーゲリッヒ,ヴォルフガング] [Giegerich,Wolfgang]
1942年生まれ。米国ニュージャージー州立大学ドイツ文学の教授職を辞して心理学へ転じ、1976年よりユング派分析家。20世紀の東西思想の結節点となったエラノス会議にて何度も演者を務めるとともに、現在までユング思想を世界的に牽引し続けている
猪股剛[イノマタツヨシ]
1969年生まれ。ユング派分析家、臨床心理士/公認心理師、帝塚山学院大学准教授。精神科や学校臨床において実践に携わるとともに、アートやパフォーマンスの精神性や、現代心理の深層を思索することを専門としている
宮澤淳滋[ミヤザワジュンジ]
1978年生まれ。臨床心理士/公認心理師、すずのきメンタルケアクリニック在籍。主に精神科領域において心理療法を実践し、心を通して開けてくる世界を探求している
鹿野友章[カノトモアキ]
1985年生まれ。臨床心理士/公認心理師、上智大学総合人間科学部心理学科特任助教、横浜西口カウンセリングルーム在籍。日々、子どもや大人のクライアントとかかわりながら、心の複雑さと奥深さに驚きつつ、その探求・研究をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しょうゆ