去られるためにそこにいる―子育てに悩む親との心理臨床

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去られるためにそこにいる―子育てに悩む親との心理臨床

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535563919
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C3011

出版社内容情報

子どもの「問題」には必ず大切な意味がある。カウンセリングの事例から見えてくる親の役割や子どもへの接し方をやさしく伝える。

親の言うことを聞かない。困ったクセが直らない。学校に行かない……。子どもの「問題」には、必ず大切な意味がある。親はそのこと
をこころに留めて、やがて巣立っていく子どもを、どっしりとした構えで見守りたい。「子どもに去られるためにそこにいる」親の役割、それを支える心理的援助の実際を、多くの事例に基づいてやさしく伝える。

内容説明

子どもの「問題」には、必ず大切な意味がある。親の言うことを聞かない。困ったクセが直らない。学校に行かない…。いつしか巣立っていく子どもに、親ができること。

目次

1 「症状」「問題」をもつ力(お化けに会いたい;ちょっとひと休み―病気や問題行動のメッセージ;SOSを出す方向;子どもが言うことを聞かない―反発することのよいところ)
2 親と子の出会いと別れ(怒りの妖精とよばれて;靴をそろえる話;去られるためにそこにいる;カウンセラーも悩む親―巣立っていく子どもを見送る;甘えることをやり直す―「甘え」「退行」の大切な意味)
3 学校に行かない、ひきこもる子どもと向き合う(不登校の子どもに、親が家庭でできること;家族はゆっくり変化する;働くことがつらくなる―仕事を休んだ子どもと、親の役割;カウンセリングが「役に立つ」ということ)

著者等紹介

田中茂樹[タナカシゲキ]
1965年生まれ。徳島市で育つ。京都大学医学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程(心理学専攻)修了。文学博士(心理学)。医師、臨床心理士。仁愛大学人間学部心理学科教授、同大学附属心理臨床センター主任を経て、現在、佐保川診療所(奈良県)にて地域医療、カウンセリングに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

れもん

37
Kindle Unlimited。なかなか良い本だった。これは数年後にまた再読したい。『子どもとの距離感が大事』って気付いた読書だった。ベタベタ、グイグイ踏み込むのはダメ。でも、子どもから手を伸ばしたときに、すぐにその手を取ってあげられる距離感で見守ることが大切だよね。自分の不安を押し付けないようにしよう……と、できるだけ心掛けよう。。2026/02/27

もちもちかめ

19
息子がこの春大学生になり旅立っていく。さみし過ぎていろいろ支障が出てきたので急いで本を探し宝物の言葉に会う。Mothers have to be there to be left.この本は章立てしてある雑誌連載エッセイ集なのですが、かなり深くまで掘り下げてあり読み応えがありました。なにより、私は去られるためにそこにいるのかとストンと納得。子ギツネを急に威嚇して追い払う母ギツネ(本能なだけだけど)自分が家を出るときに親がどうしていたか全く憶えてないものなのでは?とか(はい、全く思い出せない)読んで良かった。2023/02/26

YUINEKO

18
指示を出さない、小言を言わない。子育て本でよく見られる言説であるが、それを実行することがどれほど難しいことか、母親なら皆感じているだろう。しかし、本書では豊富な実例とともに丁寧に掘り下げてくれているので「やってみようか」という気になってくる。 他にも、子供の問題行動は「稲むらの火」のようなものという指摘とか、「不安を置き換える」という心の防衛手段の話とか、学びが多くあり、本が付箋だらけになった。2025/12/21

m_bat_h

17
タイトルに惹かれて購入。雑誌の連載なので著者が携わっている介護や終末医療に関するページも多いがとりあえず今はパス。事例では親が子供に怒っているが、親に心の余裕がなくなった時点で子供は察して病むことは実体験として記しておきたい。子供の相談に行ったのに自分語りをしてしまってやんわりかわされたばかりなので恥ずかしくてしかたがない。2026/02/10

ほし

16
田中茂樹さんの以前の著書、「子どもを信じること」にとても感銘を受けたので、最新刊のこちらも購入。「子どもを〜」に比べるとややエッセイ色が強く、著者がカウンセリングを通じる中で出会った様々な悩める親のエピソードをもとに、親子関係について思索をされています。親は小言を控えたほうがよい、ということが繰り返し語られるのですが、実際自分もやっぱり子どもに怒ってしまうことって沢山あるんですよね。ただ、この本を読むことで、それが子どもの気持ちに寄り添ったものになっていたかどうか、振り返るきっかけになると思います。2020/10/05

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