子どもの感情コントロールと心理臨床

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535563216
  • NDC分類 146.8

内容説明

怒り・不安・恐怖に支配される子どもたち。きれる、かんしゃく、暴力、いじめ、不登校、リストカット…子どもの心の問題はどのように生じるのか。

目次

第1章 感情制御の発達不全とは
第2章 3歳までの子育てにおける困難
第3章 児童期以降に生じる困難
第4章 児童期以降の親子関係における困難
第5章 見立てと援助の方法論
第6章 事例を通して―親の苦悩と覚悟と愛情、そして子の成長

著者紹介

大河原美以[オオカワラミイ]
東京学芸大学教育心理学講座教授、博士(教育学)。臨床心理士・家族心理士・学校心理士。1982年東北大学文学部哲学科卒業。児童福祉施設の児童指導員として勤務の後、1993年筑波大学大学院修士課程教育研究科修了。精神科思春期外来、教育センターなどの非常勤相談員を経て、1997年東京学芸大学助教授、2007年4月より現職。専門は子どもの心理療法・家族療法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

きれる、かんしゃく、暴力、いじめ、不登校、リストカット…子どもの心の問題はなぜ生じるかを解き、支援の青写真を描く。

はじめに

 1.子どもの感情コントロールの育ちと親子のSOS
 2.「感情制御の発達不全」という課題
 3.心の傷と脳機能の問題が明らかになってきた時代に
 4.専門家に向けて
 5.本書の構成

第1章 感情制御の発達不全とは

 1.「子どもが困ったときに親を見ると安心する」という関係性
 2.環境に適応するために発達する脳
 3.脳の構造と感情制御のメカニズム
 4.トラウマ反応と感情制御
 5.感情制御の発達不全モデル
 6.母子の脳機能と愛着システム
 7.ネガティヴ感情の社会化の困難
 8.日本特有の問題――負情動・身体感覚の否定による制御
 9.日本人の親子関係と自我境界
 10.解離様式による適応
 11.Affect Phobiaの世代間連鎖

第2章 3歳までの子育てにおける困難

 1.母性というもの
 2.母子のボンドと愛着のシステム
 3.子に泣かれると負情動がこみあげてくる母の困難
 4.親自身の生い立ちの記憶
 5.妊娠・出産をめぐる傷つき
 6.授乳と卒乳をめぐって
 7.乳幼児期のしつけ
 8.トイレットトレーニングをめぐって
 9.泣かないで言うことを聞く「よい子」にすることの危険性
 10.IT化時代だからこそアナログ子育ての重要性

第3章 児童期以降に生じる困難

 1.感情制御の育ちの困難につながる不利な条件
 2.「発達障害」と「発達障害様症状」
 3.解離様式で適応する子どもたちの姿
 4.感情制御困難と「かんしゃく」
 5.いじめの加害と被害
 6.「自作自演」の問題
 7.学業不振の問題
 8.不登校という問題
 9.思春期と依存の問題
 10.恋愛とその逸脱をめぐる問題

第4章 児童期以降の親子関係における困難

 1.母子関係の発達と家族関係
 2.親としてのアイデンティティ
 3.思春期のしつけ
 4.高校生の恋愛と親子関係
 5.夫婦の関係性と子の感情制御の育ち
 6.親の愛情と「学校への苦情」の問題
 7.解離を促進するダブルバインドのコミュニケーション

第5章 見立てと援助の方法論

 1.エコシステミックに問題を見立てる枠組み
  (1)エコシステミックな見立てモデル
  (2)典型的な不登校の事例を通して
 2.問題増幅システムへの介入の方法論
  (1)初回面接
  (2)子どもへの心理治療の導入
  (3)システムズアプローチの方法論と認識論
 3.成長発達システムへの介入の方法論
  (1)身体の安心感を獲得させる方法
  (2)記憶情報の再処理――EMDRセラピーという方法論
  (3)脳の働きのバランスを整える――ブレインジムという方法論
  (4)セラピーの中での攻撃性の扱いをめぐって
  (5)その他の方法論

第6章 事例を通して――親の苦悩と覚悟と愛情、そして子の成長

 1.学校できれて暴れてしまう小学生の2事例
  (1)小学1年生ゆうたの事例
  (2)小学3年生たくみの事例
  (3)2事例の比較から
 2.「盗み」を主訴とした小学生の2事例
  (1)小学5年生ふじ子の事例
  (2)小学4年生とも子の事例
  (3)2事例の比較から
 3.複雑性PTSDとしての思春期の「不登校」の2事例
  (1)中学3年生みどりの事例
  (2)19歳さちこの事例
  (3)2事例を通して

あとがき

引用文献
家族療法の参考文献

――――

 児童精神科医からの一言(鈴木廣子)
  ?@暴力は薬物療法でおさまるのか
  ?A子どもへの投薬の原則――成長と社会参加の保障
  ?B「薬はいつまで続けるもの?」という素朴な疑問
  ?Cよい精神科医とは
  ?D精神科医療における基本的な薬の知識
  ?E「おちつきのない子」とAD/HDの治療薬
  ?F子どもの「睡眠障害」と薬物療法
  ?G症状安定期における薬の副作用の見分け方
  ?HDSM-5やICD-10などの「診断基準」と精神科医の「診断」
  ?I子どもの診断で誤診が多いのはなぜか
  ?Jカルテに記載される診断名と医療保険制度
  ?K事例「たくみ」の薬物療法に関する解説
  ?L事例「みどり」の薬物療法に関する解説
  ?M経歴と臨床医としての背景

【著者紹介】
東京学芸大学教育心理学講座教授、博士(教育学)。臨床心理士・家族心理士・学校心理士。1982年東北大学文学部哲学科卒業。児童福祉施設の児童指導員として勤務の後、1993年筑波大学大学院修士課程教育研究科修了。精神科思春期外来、教育センターなどの非常勤相談員を経て、1997年東京学芸大学助教授、2007年4月より現職。専門は子どもの心理療法・家族療法。著書に、『怒りをコントロールできない子の理解と援助―教師と親のかかわり』(金子書房、2004年)、『ちゃんと泣ける子に育てよう―親には子どもの感情を育てる義務がある』(河出書房新社、2006年)、『子どもたちの感情を育てる教師のかかわり―見えない「いじめ」とある教室の物語』(明治図書、2007年)、『心が元気になる本』全3巻(監修、あかね書房、2008年)がある。