子ども臨床へのまなざし

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子ども臨床へのまなざし

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  • サイズ A5判/ページ数 297p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535562639
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C3011

目次

1 子どものこころに出会うとき―発達の視点から(子どものうつ病と家族の問題;生活指導実践の困難点―先生は何を見落すか;発達段階別にみた子どもの情緒的問題 ほか)
2 子どもの未来をみつめて―治療に求められること(落ち着きのない子どもたちとの治療的かかわりから考えたこと;発達障害という事実を受け止めるために―インフォームド・コンセントをめぐって;精神的健康 ほか)
3 子どものこころに寄り添って―自閉症児とともに育つ(自閉症児の生き方をどうとらえるか;自閉症児のことばの指導;自閉症児の療育キャンプ ほか)

著者等紹介

村田豊久[ムラタトヨヒサ]
1935年生まれ。1966年九州大学大学院医学研究科修了、医学博士、精神科医師。九州大学医学部附属病院、パリ大学医学部医学心理学教室留学、福岡大学医学部助教授、福岡大学病院客員教授、九州大学教育学部教授、西南学院大学教授等を経て、現在村田子どもメンタルクリニック院長。発達障害の病理と治療、子どものうつ病、精神疾患の予後などを研究。また自閉症児のための「土曜学級」をはじめとする、子どものこころの臨床家として長年携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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くままー

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筆者の『いつまでも健気で、純粋な心を持ち続ける自閉症の方々に、私たちは限りない愛着を覚え、いつまでも一緒に暮らしたいという願望を持つのだと思う』という言葉がこの本の骨子を表していると思う。子ども臨床へのまなざしはこのような温かい目で見守られていたいものだ、その現実が厳しいときでさえも。2011/08/11

yamayaba

0
村田豊久さんの過去から現在にかけての各随筆をまとめたもの。子どもの臨床を中心に書かれており、うつや不安そして自閉症についての村田氏の臨床論が書かれている。生得的な問題を抱えている子どももいるが、親子や他者、周辺の環境によって、適応性は高まるとしている。その子どもの個性を認め、その子どもに合うような関わり合いが重要であるとされている。2017/07/17

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