内容説明
人生50年、精神科医25年。どこから読んでも泣ける、笑える、楽しめる、ヤマトワールドへの旅。表題作ほか、「彼女と虎とサルトルと」「呪いのかなた」「ライ麦畑のこちら側」など臨床エッセイ24本、「いじめのドラマツルギー」「死体のためのエチュード」など評論、その他12本、計36作品を一挙掲載。
目次
第1部 子ども病院の日々(診察室の密かな愉しみ;死ぬなと言えるか;パパの色鉛筆 ほか)
第2部 診察室を離れて(そして、船はゆく;走れ!熱いから;舞踏というもの ほか)
第3部 こころの現場から(鉄観音;肉弾!;川を見にゆく ほか)