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内容説明
日本人の特性をあらわすキーワード…それは「依存性」にほかならない。『危ない精神分析』で論争を巻き起こした著者による渾身の書き下ろし。
目次
序章 ミロンとその典型事例
第1章 依存性の研究史
第2章 臨床的特徴
第3章 依存性性格のサブタイプ
第4章 諸家の見解
第5章 治療経過の具体例
第6章 依存性パーソナリティ障害の発達過程
第7章 依存性パーソナリティ障害と精神疾患の合併
第8章 依存性パーソナリティ障害の治療論
著者等紹介
矢幡洋[ヤハタヨウ]
1958年東京都生まれ。京都大学文学部卒業。西武文理大講師、矢幡心理教育研究所所長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょ
1
身近な人を思い浮かべながら読んでいた。その身近な人というのは本書で述べているように幼少期、家族関係で問題があった人ばかりだった。そういう、依存的な人というのは似かよるのだなーと。2013/06/11
ぶきちゃん
0
大学で入門編として扱われるレベルの内容だと思います。小難しい話も多く、そういう所はパラ読みでも支障はありませんでした(笑)「依存傾向の強い健康者」も含めて、依存性性格者としているので、自分も入れて思い当たる人が身の回りにも何人かいますね。自分の性格に思い悩んでる人は、診察を受けてみるのも良いかもと思いました。治療経過の具体例であげられていたイメージ法は、興味深かったです。2015/10/22
hikarunoir
0
己の異常さも疑いたくなるほど遍在する感覚ながら、無害さから見過ごされた狂気。誰の身近にも必ず思い当たる異常者はいるはず。2013/03/03