出版社内容情報
「遅れ」という事実を受け止めるまでの不安や葛藤、共に歩んでいく決意のプロセスを経て、親は初めて「障害者の親」になる。
目次
第1章 わが子の遅れに気づくとき
第2章 遅れを指摘されること
第3章 療育と子どもの成長
第4章 周囲とのつきあい方
第5章 障害児を育てること
第6章 子どもの世界をどう広げるか
終章 発達に遅れのある子の親になる
著者等紹介
海津敦子[カイズアツコ]
1961年生まれ。フリージャーナリスト
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
toriaez
2
読んで本当に良かった…運命を運命として引き受けて、よりよい方法を考えて、前を向いて(ときに後を向いて)生きているひとたちの生の声。取材のノウハウがあったとはいえ普通の主婦である著者が、これほど沢山の声をインタビューで集めてきて本にしたこと自体も意義深い。「声を上げる」のが大切だと本の中でも述べられているけど、この方が出版に至ったこと自体も「声を上げる」ために勇気づけてくれる感じがした。 /あと、途中で引用されている絵本ののねずみの夫婦のたとえ話、いいなあ。2020/05/21
ともぞう☆
1
やっと読了。とても参考になりました。2024/10/23
くろすけ
1
読んで良かった。子どものありのままを受けとめ、子ども自身が望むことに心を寄せていこうと思う。発達に遅れがある子どもの親兄弟姉妹・様々な専門家にインタビューし考察した内容がテーマごとに書かれている。悩んだ時に繰り返し読みたい。2012/02/28
愛希穂
0
後で2010/05/06