出版社内容情報
森林破壊を食い止め、自然と人の営みを調和させるにはどうしたらよいか。エコロジー経済学の視点から考える。
【目次】
はじめに
第Ⅰ部 人間の経済と森
第1章 人間にとっての森
第2章 森とともに歩んできた生活世界と経済の発展
第Ⅱ部 森の経済をとらえる学問のまなざし
第3章 自然環境に対する経済学のまなざし
第4章 森林をめぐる学問の歩み――森林学のまなざし
第Ⅲ部 日本の森がたどった近代
第5章 日本の林業・木材加工の技術史
第6章 経済が変える森の姿
第7章 農山村における近代――コモンズ解体と「高度利用」の神話
第8章 森林エコロジーの劣化と遠ざかる森
第Ⅳ部 ゆたかな森林社会へ
第9章 エコロジカルな経済へのパラダイムシフト
第10章 パラダイムシフトにおける「公」「私」の役割
第11章 共創するコモンズ――森林をめぐる協治の胎動
第12章 エコロジカルな経済を支える自然アクセス――みんなの自然を取り戻す
おわりに
内容説明
人と自然が調和する社会をめざして。多様な森の営みと時間に寄り添うエコロジカルな経済学。
目次
第1部 人間の経済と森(人間にとっての森;森とともに歩んできた生活世界と経済の発展)
第2部 森の経済をとらえる学問のまなざし(自然環境に対する経済学のまなざし;森林をめぐる学問の歩み―森林学のまなざし)
第3部 日本の森がたどった近代(日本の林業・木材加工の技術史;経済が変える森の姿;農村における近代―コモンズ解体と「高度利用」の神話;森林エコロジーの劣化と遠ざかる森)
第4部 ゆたかな森林社会へ(エコロジカルな経済へのパラダイムシフト;パラダイムシフトにおける「公」「私」の役割;共創するコモンズ―森林をめぐる協治の胎動;エコロジカルな経済を支える自然アクセス―みんなの自然を取り戻す)
著者等紹介
三俣学[ミツマタガク]
1971年、愛知県生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程単位取得退学。現在、同志社大学経済学部教授。専門、エコロジー経済学、コモンズ論
齋藤暖生[サイトウハルオ]
1978年、岩手県生まれ。京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了。現在、東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林講師(富士癒しの森研究所所長)。専門、森林政策学、植物・菌類民俗(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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