ランキング―私たちはなぜ順位が気になるのか?

個数:
  • ポイントキャンペーン

ランキング―私たちはなぜ順位が気になるのか?

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535559813
  • NDC分類 361.9
  • Cコード C3033

出版社内容情報

私たちが日常で無自覚に接しているさまざまなランキングを紹介するとともに、その背後にある思想や歴史についても平易に解説。

内容説明

ネットのおすすめリスト、大学ランキング、サッカーのベストプレイヤー…日常にあふれるランキングルールに潜む恣意性を明らかにし、現代のランキング社会とうまく付き合うためのヒントを提供。

目次

第1章 プロローグ:ランキングとの出会い
第2章 比較、ランキング、レーティング、リスト
第3章 動物集団と人間社会におけるランキング
第4章 選択、ゲーム、法律、ウェブ
第5章 無知と操作―社会を計測することの難しさ
第6章 ランキングをめぐる駆け引き
第7章 評判を獲得するための競争
第8章 ほしい物リストに刺激され―芝刈り機を買うか、買わないか
第9章 エピローグ:ランキングゲームのルール―今、われわれはどこにいるのか

著者等紹介

エールディ,ペーテル[エールディ,ペーテル] [´Erdi,P´eter]
カラマズー大学複雑系研究センター教授(Henry R.Luce Professor of Center for Complex Systems Studies at Kalamazoo College)。同大学物理学部教授、心理学部教授、ならびにハンガリー科学アカデミー・ウィグナー物理学研究センター教授を兼任。国際神経回路学会(International Neural Network Society)元副会長。専門は計算論的神経科学、計算社会科学

高見典和[タカミノリカズ]
東京都立大学経済経営学部准教授。大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。早稲田大学政治経済学部助教、一橋大学経済研究所専任講師などを経て、現職。専門は経済学史、経済学方法論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

43
2020年初出。人間の脳は、整理されていない項目を記憶することができない(38頁)。比較にはトレードオフの関係。有利なのは満足感の一方、怠惰に。不利なのは不幸の一方、現状を変えるための努力を促す(51頁)。ジョン・ロールズはもっとも低い状態にいる個人の効用にもとづいて社会的厚生関数を定義。最貧困者所得を最大化することだけが必要。アマルティア・センは、経済的不平等を考慮に入れた社会的厚生関数を提案(87頁)。社会政策を改善するためにデータを利用することを放棄するべきではない(244頁)。2021/09/13

ゲオルギオ・ハーン

26
計算幾何学(正確にはネットワーク理論によるビッグデータ分析)の研究者である著者がどうして私たちはランキングを気にしてしまうのか、そもそも世の中で出回っているさまざまなランキングって結局どういうものかを書いた一冊。内容の構成は丁寧でまずはランキングを気にしてしまう心理や階級など歴史や社会としてランキングが利用されてきたことを書いている。そして、ランキングが形成されるメカニズムというのは主観的な要素が多かれ少なかれ入り、私たちは確証バイアスの影響も受けてあっさり受け入れてしまったりする。2021/06/28

C-biscuit

15
図書館で借りる。今の競争社会においてランキングは非常に重要であり、いろいろなものが数値化されている。その結果として人の行動もコントロールされる。この本では、そのようなランキングやレーティングについて事例も交えながら、その中にある情報の見方を解説してくれている。どれだけ客観性があるかであるが、その客観性についても誤解というか錯覚があり、完全に評価するのは難しい。著書も最後に「冷静に考えなさい」というアドバイスもあった。おすすめ商品もそうであるが、結局誰かの主観が紛れている。そういうものの理解で良いと感じた。2021/05/13

人生ゴルディアス

7
このタイトルをつけた編集者の家のトイレットペーパーが永遠に紙やすりに変わりますように。本書はwhyではなくHowの話であり、各種ランキングについて原理や問題点などが解説されている(多少はwhyの脳機能や認知機能の説明もなされるが明らかに主題ではない)。なので本書に対して雑学的な面白さはあるものの、ここからランキング一般についてのなんらかの知見が得られるとは思えないのだが……。(自分には無理だった)アローの不可能性定理についてはとても分かりやすく説明されていてよかった。イロ・レーティングの説明もよかったです2021/03/09

しゅう

5
アドラーの「人の悩みは対人関係の悩みである」という言葉を思いだした。劣等感になるのも優越感になるのも皆他者との、比較から生まれる。 人の脳は怠け者だから、分かりやすいものを好む性質がある。そこで現れるのがランキングである。 人が意思決定をするときは、ランキングに影響されやすい。人は何事にも順位をつけたがるため世の中には○○ランキングや順位が溢れ返っている。 それを悪用して人の意思決定を操作する事も可能になってしまう。2021/09/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16999924
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。