出版社内容情報
人口問題は現代日本において非常に重要な課題である。人口に関する基本的な指数や概念をデータを用いて丁寧に説明してゆく教科書。
内容説明
人口学をはじめ各分野で用いられる基本的な指数や概念の定義を丁寧に説明し、指数や定義から「何を言えるのか」についてデータを用いて明らかにする。
目次
第1部 人口統計の指標(人口構造;出生;死亡)
第2部 人口の歴史と理論(多産多死とマルサスの罠:人口の歴史と理論1;多産少死と貧困の罠:人口の歴史と理論2;少産少死と出生力の経済理論:人口の歴史と理論3)
第3部 人口が経済成長に与える影響(経済成長を決定する3つの要因:人口と経済成長1;人口構造が資本蓄積、労働力、技術進歩に与える影響:人口と経済成長2;女性の就業促進:少子高齢化社会における政策1;高齢者の就業促進と日本的雇用慣行:少子高齢化社会における政策2;教育投資による人的資本蓄積:少子高齢化社会における政策3)
第4部 少子高齢化と社会保障(少子高齢化と格差・貧困;公的扶助と社会保険:少子高齢化と社会保障1;年金:少子高齢化と社会保障2;医療と介護:少子高齢化と社会保障3)
著者等紹介
松浦司[マツウラツカサ]
1977年福井県生まれ。2001年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。2008年京都大学大学院経済学研究科学修認定退学。博士(経済学)。京都大学経済研究所附属先端政策分析研究センター研究員、中央大学経済学部助教を経て、中央大学経済学部准教授。専攻、人口学、応用計量経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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