出版社内容情報
再生可能エネルギーの主力電源化と大量導入を支えるにはどのような電力ネットワークの構築と政策対応が必要なのか。
目次
序章 再生可能エネルギーと電力システム改革
第1章 電力市場の仕組み―北欧の電力市場Nord Poolを例に
第2章 柔軟な電力市場の構築―デンマークとドイツの電力市場制度の比較分析
第3章 電力市場に分散型電力と柔軟性を供給するVPP(バーチャル発電所)
第4章 EUにおける電力市場の統合と連系線の活用
第5章 送電線空容量問題の深層
第6章 欧米の電力システム改革からの示唆
第7章 電力系統安定化のための自律的消費電力制御
第8章 風力・太陽光発電大量導入による電力需給バランス、2030年シナリオ
著者等紹介
諸富徹[モロトミトオル]
1968年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。京都大学博士(経済学)。現在、京都大学大学院経済学研究科兼地球環境学堂教授。専攻は財政学、環境経済学、地方財政論。著書に『環境税の理論と実際』(有斐閣、2000年、NIRA大来政策研究賞受賞、日本地方財政学会佐藤賞、国際公共経済学会賞を受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。