ゲーム理論はアート―社会のしくみを思いつくための繊細な哲学

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ゲーム理論はアート―社会のしくみを思いつくための繊細な哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535558922
  • NDC分類 331.19
  • Cコード C3033

出版社内容情報

複雑な社会や日常の暮らしが、どのような仕組みで成り立っているのか、ゲーム理論で解き明かす。ゲーム理論の入門書としても。

第1部:アートとしてのゲーム理論

 はじめに



第1章 ゲーム理論はアートである

 アートに出会う

 社会科学者になりたい

 ゲーム理論のすばらしさ

 ゲーム理論事始め



第2章 キュレーションのすすめ

 キュレーション1|PK戦からテロ対策へ

 キュレーション2|経済の秩序と繁栄とインセンティブ

 キュレーション3|社会理論へのステップ



第3章 ワンコインで貧困を救う

 不都合なインセンティブ

 貧困救済の落とし穴

 アブルー・松島メカニズムのマジック



第4章 全体主義をデザインする

 全体主義に向きあう

 マインド・コントロールをデザインする

 「監視なき監視」の現代社会





第2部:日本のくらしをあばく

 はじめに



第5章 イノベーションと文系



第6章 オークションと日本の成熟度



第7章 タブーの向こう岸



第8章 幸福の哲学





第3部:「制度の経済学」を問いただす

 はじめに



第9章 「情報の非対称性」の暗い四方山話

 情報の非対称性とは

 逆淘汰という失敗

 バブルといじめ



第10章 早いもの勝ちから遅刻厳禁へ

 証券取引のしくみをあばく

 フラッシュウォーズ

 フラッシュ・マーケットデザイン



第11章 繰り返しゲームと感情

 囚人のジレンマと繰り返しゲーム

 相手の行動をモニターする

 理論と現実



第12章 マーケットデザインとニッポン

 日本の社会にデザインを

 国民による制度設計



あとがき





参考文献

初出一覧



松島 斉[マツシマ ヒトシ]
著・文・その他

内容説明

ゲーム理論家が示す生きづらい社会で生きる人のための道標。

目次

第1部 アートとしてのゲーム理論(ゲーム理論はアートである;キュレーションのすすめ;ワンコインで貧困を救う;全体主義をデザインする)
第2部 日本のくらしをあばく(イノベーションと文系;タブーの向こう岸;幸福の哲学)
第3部 「制度の経済学」を問いただす(「情報の非対称性」の暗い四方山話;早いもの勝ちから遅刻厳禁へ;繰り返しゲームと感情;マーケットデザインとニッポン)

著者等紹介

松島斉[マツシマヒトシ]
1983年東京大学経済学部卒業。1988年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。筑波大学社会工学系助教授、東京大学経済学部助教授、同大学院経済学研究科助教授を経て、2002年から東京大学大学院経済学研究科教授。理論経済学では最大の国際学会であるエコノメトリック・ソサエティーの終身会員(フェロー)。専門はゲーム理論。メカニズムデザインと繰り返しゲームに主要な貢献がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夏希

15
経済学のゲーム理論を様々な社会事象や問題解決に当てはめて理論を展開していく。前半は比較的想像しやすい事例を取り扱っていたが、後半は証券取引の方法や政策といった規模の大きな事象が続き理解に苦しむ点があり、サラッと読んでしまった。ゲーム理論が社会の問題を解決するのに効果的なモデルだとゆうことは理解できた。2019/02/28

おおにし

13
雑誌連載をまとめたためか、同じような話が何度も出てきて読みにくいところもあったが、ゲーム理論の使い方についていろいろと学ぶことができた。従順と同調の心理ゲームからアイヒマンを分析しているところ、ベンサムのパノプティコンの話は興味深い。繰り返しゲームの協調戦略として「村八分」から「居場所探し」へという提案はぜひ理論として完成させてほしいです。2018/03/21

Tomoyuki Kumaoka

12
ゲーム理論を利用して社会の仕組みを理解・創造する面白さや難しさを説く。本書の多くはメカニズムデザイン(制度設計)について書かれている。初学者はもちろん、ゲーム理論を学んだ人も得られるものが多いはずだ。わずかだが、シェアリングエコノミーの代表格であるウーバーの話も載っており、暗黙の協調で成り立っているという点は興味をそそられる。先日読んだブロックチェーン技術の応用とマッチングの話はどうにか組み合わせられないか、と密かに思う。ゲーム理論家としても活動していかねば、とも思う。巻末の充実している参考文献を読もう。2018/03/14

ケニオミ

8
書評を読んで、ゲーム理論を理解するための入門書の印象を受けたため手に取ることにした本です。自分が疲れているときに読んだせいもあり、あまり頭に残らない内容でした。要するに無駄な読書でした。2018/05/14

さり

4
興味部分 ノートまとめ ゲーム理論がどのようなことか分かった。2020/11/04

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