医療の経済学―経済学の視点で日本の医療政策を考える (第3版)

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  • サイズ A5判/ページ数 264p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535558335
  • NDC分類 498.1
  • Cコード C3033

出版社内容情報

『医療の経済学・第2版』を改訂。行動経済学を用いた医療分野の分析について新たに章を設け、全体的にデータの更新を行う。

序 章 日本の医療制度の枠組みと政策課題
第1章 病院ランキングは役立つか――情報の非対称性
第2章 医療サービスと自由競争――市場の失敗
第3章 患者はかかりつけ医を持つべきか――エージェンシー問題
第4章 病床規制はなぜ維持されたのか――供給者誘発需要仮説
第5章 社会的入院は解消できるか――サービスの代替補完関係
第6章 ダイエットはなぜいつも先送りされるのか――健康資本モデルと双曲割引
第7章 公的医療保険はなぜ必要か――需要の不確実性と逆選択
第8章 診療報酬改定は伝家の宝刀か――保険償還の仕組みと経済的誘因
第9章 混合診療解禁のメリット・デメリット――医療制度の効率性と公平性
第10章 「医師不足」は定員増加で解消できるか――ニーズアプローチの限界
第11章 「終末期医療」は無駄なのか――日本人の死生観

【著者紹介】
成城大学経済学部教授

内容説明

現実の医療問題に経済学の理論と実証で迫る。

目次

日本の医療制度の枠組みと政策課題
病院ランキングは役立つか―情報の非対称性
医療サービスと自由競争―市場の失敗
患者はかかりつけ医を持つべきか―エージェンシー問題
病床規制はなぜ維持されたのか―供給者誘発需要仮説
社会的入院は解消できるか―サービスの代替補完関係
ダイエットはなぜいつも先送りされるのか―健康資本モデルと双曲割引
公的医療保険はなぜ必要か―需要の不確実性と逆選択
診療報酬改定は伝家の宝刀か―保険償還の仕組みと経済的誘因
混合診療解禁のメリット・デメリット―医療制度の効率性と公平性
「医師不足」は定員増加で解決できるか―ニーズアプローチの限界
「終末期医療」は無駄なのか―日本人の死生観

著者等紹介

河口洋行[カワグチヒロユキ]
1989年一橋大学商学部卒業後、同年日本興業銀行入行。2000年国際医療福祉大学国際医療福祉総合研究所入所。2001年英国ヨーク大学大学院経済学部医療経済学科入学。2002年英国ヨーク大学大学院経済学部医療経済学科修了。国際医療福祉大学大学院助教授。2006年一橋大学経済学研究科博士後期課程入学。2008年一橋大学経済学研究科博士後期課程修了(博士(経済学))。国際医療福祉大学医療経営管理学科准教授。現在、成城大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Schuhschnabel

1
教授に薦められた本。ざっくり医療経済学(と多少の経済理論)が学べる。読み始めたときは「医療に経済を持ち込むのか」と半信半疑であったが,直面している問題を考えるツールとしては有用だと感じた。特に最終章の終末期医療は,通常医療倫理の問題として扱われるので斬新だった。医療倫理と医療経済学はもっと接近してもいいんじゃないかな。2017/01/21

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