出版社内容情報
再生可能エネルギーを中心とする分散型電源の大量導入を可能にする電力システム改革は、どのようにして実現可能であるのか。
はじめに(諸富 徹)
序 章 電力システム改革と分散型電力システム 諸富 徹
第1部 分散型電力システムのデザインと技術的課題
第1章 電力システムの計画経済型から市場経済型への移行のための技術と制度設計 阿部力也
第2章 再エネ大量導入時代の送電網のあり方:ベースロード電源は21世紀にふさわしいか? 安田 陽
第3章 分散型電源大量導入の技術的問題と対策 近藤潤次
第2部 分散型電力システムにおける市場設計の諸課題
第4章 ドイツにおけるキャパシティー・メカニズムの制度設計:StrategicReserveとCapacity Marketを中心に 東 愛子
第5章 欧米における容量市場の制度設計の課題 服部 徹
第6章 電力系統の再構築とその費用負担原理 諸富 徹
第7章 電力システム改革は電力業のパフォーマンスを改善するか 南部鶴彦
終 章 要約と結論、そして今後の研究へ向けての展望 諸富 徹
【著者紹介】
京都大学大学院経済学研究科教授
目次
電力システム改革と分散型電力システム
第1部 分散型電力システムのデザインと技術的課題(電力システムの計画経済型から市場経済型への移行のための技術と制度設計;再エネ大量導入時代の送電網のあり方:ベースロード電源は21世紀にふさわしいか?;分散型電源大量導入の技術的問題と対策)
第2部 分散型電力システムにおける市場設計の諸課題(ドイツにおけるキャパシティー・メカニズムの制度設計:Strategic ReserveとCapacity Marketを中心に;欧米における容量市場の制度設計の課題;電力系統の再構築とその費用負担原理;電力システム改革は電力業のパフォーマンスを改善するか)
要約と結論、そして今後の研究へ向けての展望
著者等紹介
諸富徹[モロトミトオル]
1968年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。京都大学博士(経済学)。現在、京都大学大学院経済学研究科教授。専攻は財政学、環境経済学。著書に『環境税の理論と実際』(有斐閣、2000年、NIRA大来政策研究賞受賞、日本地方財政学会佐藤賞、国際公共経済学会賞を受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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