出版社内容情報
東アジアの経済の歴史を対象とした教科書。歴史を一国単位でみるのではなく、東アジアという地域的なひろがりとして把握してゆく。
内容説明
京都大学経済学研究科東アジア経済研究センター10周年記念出版。東アジア地域はどのような経路、特徴を持って発展してきたのか。歴史を日本史、中国史、韓国史などのように、一国単位でみるのではなく東アジアという地域的な広がりとして把握して分析叙述。
目次
第1章 東アジアにおける近世
第2章 東アジアの開国・開港と再編成
第3章 中国伝統経済の変容―1870~1890年代
第4章 日本の産業革命と東アジア
第5章 日本帝国の経済発展と農業―1914年から1937年
第6章 日本帝国の工業発展―1914年から1937年
第7章 中国近代経済の形成―1895~1937年
第8章 中国地域経済と日中戦争
第9章 日本帝国の膨張・解体と東アジアの復興
第10章 人民中国の成立と富国への道のり
第11章 日本・台湾・韓国の高度成長
著者等紹介
堀和生[ホリカズオ]
1951年大分県生まれ。京都大学名誉教授。京都大学大学院文学研究科博士課程退学。専門は東アジア経済史
木越義則[キゴシヨシノリ]
1974年秋田県生まれ。名古屋大学大学院経済学研究科准教授。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。専門は中国経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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