科学の経済学―科学者の「生産性」を決めるものは何か

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  • サイズ B6判/ページ数 174,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535557925
  • NDC分類 404
  • Cコード C3033

出版社内容情報

科学研究者の創造性を発揮させ、技術革新を促進する政策とは何か。国の長期的な経済成長の鍵を握る、新しく野心的な経済学。

1. はじめに
2. 科学の持つ公共的性格と報酬の構造
 2.1 プライオリティ(先取権)の重要性
 2.2 課題解決から得られる対価と満足
3. 知識はどう生み出されるのか
 3.1過去の知識と時間の投入
 3.2 研究リソース
 3.3 セレンディピティ
4. 「競技」の選択と研究上の特徴
 4.1 競技の選択
 4.2 研究上の特徴
 4.3 生み出される知識の二面性
5. 研究の成果
 5.1 科学は若者のゲームか
 5.2 コーホート効果の存在
 5.3 性別による違い
 5.4 圧倒的な格差
6. 経済効率性と資金体制
 6.1 報酬体系の効率性
 6.2 資金体制
 6.3 参加者が多過ぎる競技ではないか
 6.4 情報開示時期のインセンティブ
7. 産業界における科学者
8. 科学研究者の労働市場
 8.1 研究者労働市場の概観
 8.2 新規参入者への需要と供給
 8.3 研究者労働市場の予測可能性
9. 科学、生産性、新しい成長論
10. 結び
訳者解説

【著者紹介】
ジョージア州立大学経済学部教授

内容説明

科学的発見の対価と公共性の適切なバランスは?研究者の、効率的な「報酬」体系とは?論文生産と年齢、性別の関係は?「知」をめぐる経済社会のあり方を考える。

目次

1 序論
2 知識の公共性と科学の報酬構造
3 知識はいかに生み出されるか
4 競争の選択と研究のタイプ
5 研究成果
6 効率性の考察と資金調達方式
7 産業界の科学者
8 科学者の労働市場
9 科学、生産性、新しい成長論
10 結び

著者等紹介

ステファン,ポーラ[ステファン,ポーラ] [Stephan,Paula E.]
1945年生まれ。1971年にミシガン大学でph.D.(経済学)を取得。現在、ジョージア州立大学アンドリュー・ヤング公共政策大学院教授であるとともに、全米経済研究所(NBER)のリサーチ・アソシエイトなどの職にある。専門は科学の経済学、科学者のキャリア研究など。夫は社会学者で同大名誉教授のウィリアム・エイミス(William Amis)。科学界とのつながりが深く、『サイエンス』誌の審査編集委員や国立衛生研究所(NIH)の諮問委員をはじめ、さまざまな役職を務める

後藤康雄[ゴトウヤスオ]
1964年生まれ。京都大学経済学部卒業。シカゴ大学修士、京都大学博士(いずれも経済学)。日本銀行、三菱総合研究所主席研究員(チーフエコノミスト)などを経て、現在、経済産業研究所上席研究員。著書:『中小企業のマクロ・パフォーマンス』(日本経済新聞出版社、2014年、エコノミスト賞、中小企業研究奨励賞「本賞」)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

94
科学と経済学の観点からの理論を語ってくれるものと思いましたが、そうではなく主に科学者の行動を経済学的に分析しているような感じを受けました。科学者の研究成果の扱いや労働市場とか、どちらかというと事実分析に重点を置いている気がします。それなりの実績でしょうが。2016/07/15

さきん

24
科学の経済に果たす役割。著者の強烈な主張はなく、科学を経済学の視点から事例を挙げながら、紹介する内容。結論を言えば、科学が経済に様々な観点から貢献することはわかっているが、どれくらい今後も貢献するか皆目わからないということである。2016/10/29

Mc6ρ助

5
 もっとも衝撃を受けたのは、訳者が解説で『・・日本経済が「失われた20年」をほぼ脱却して正常化した時期である・・(p170)』と言い切っていること。個人所得が伸びず一般消費が低迷という庶民感覚はまたまた置いてきぼり。閑話休題、科学を経済学することでいろんなことがわかったが(例えば、世の中科学者が溢れるがポストは少なく、もっと必要ともいうが、実は科学者の需要予測不能は歴史的真実。)、まだまだ分からないことばかり。訳者の解説に戻ると、いろいろな統計値は日本の「科学の力」の絶対的、相対的劣化を示している・・・。2016/07/07

笠井康平

2
若手科学者の雇用の劣化は日本に限った話じゃないんだなとか、示唆に富む2016/05/07

takao

1
ふむ2024/12/04

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