内容説明
青森リンゴをはじめとする地域特産品をロシア市場に輸出した。そこで蓄積されたノウハウは地域が生き抜く知恵と力を与えてくれる。自治体関係者、地場産業関係者、地域大学関係者、農業者、必読。
目次
第1部 まず産学連携から始まった(「地域大学」の役割―地域のために何が出来るのか?;市場経済に関するロシア若者世代の可能性―二〇〇一年調査による発見;二〇〇三年~〇四年度の試み―沿海州に青森リンゴを輸出してわかったこと)
第2部 産官学連携のもとで青森リンゴを輸出する(二〇〇六年度の諸活動―極東ハバロフスク市場での場合;二〇〇七年秋の試み―モスクワ市場の諸事情;「地域ブランド」を確立するために―青森県側の諸問題を考える)
第3部 産官学連携のもとで青森県産農林加工商品を輸出する(二〇〇七年度の試み―ハバロフスク国際見本市でわかったこと;二〇〇八年~〇九年度の試み―ハバロフスク国際見本市での諸発見;二〇一〇年―「スタミナ源たれ」によるロシア市場への挑戦 ほか)
著者等紹介
丹野大[タンノダイ]
宮城県出身。1972年、早稲田大学(第一文学部)入学、1976年より早稲田大学と慶應義塾大学の大学院(文学研究科)で主に歴史哲学と科学哲学を研究。1984年渡米、Georgia Southern University社会学部助手、The University of Georgia人類学部助手などを経て、1993年、経済人類学で博士号(Ph.D.)取得。1993年よりSalem‐Teikyo University(West Virginia)のThe Department of Japanese StudiesでAssistant Professorおよび学部長として勤務。1998年より青森公立大学勤務。現在教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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