保険金不払い問題と日本の保険行政―指向転換はなぜ起こったのか

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  • サイズ A5判/ページ数 258p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535556867
  • NDC分類 339.3
  • Cコード C3031

目次

序章 問題と構成
第1章 保険金等不適切不払い・支払漏れ問題の発生と行政対応
第2章 不払い・支払漏れ問題への公的関与の制度的枠組み
第3章 保険規制監督行政の国際比較
第4章 公共政策分析としての保険金不払問題への行政対応
第5章 検証:ステークホルダーが保険規制監督行政に望むもの
第6章 総括:保険規制監督行政の転換と今後の課題

著者等紹介

保井俊之[ヤスイトシユキ]
1985年東京大学教養学部教養学科卒業後、旧大蔵省入省。OECD職員、在インド日本大使館書記官、国際協力銀行開発金融研究所主任研究員、金融庁参事官などを歴任。2007年に中央大学客員教授、2009年より慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特任教授、2011年より慶應義塾大学先導研究センター特任教授(現職)。2010年より政策研究大学院大学客員教授(兼務)。2011年3月に国際基督教大学より博士号(学術)授与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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バトルランナ-

0
図書館で借りました。5400円じゃ、買えましぇーん。元金融庁職員の作者。6社の生保経営破綻にたいして、その多くは外資系生保に継承され生保システムや金融システム全体のリスク発現にはつながらなかったのである。ってキャリアじゃなきゃ言えません。過去5年間金融庁累次不払い集計186万件1443億円。業務停止命令10件。業務改善命令51件(2005~8年)先進国でも例を見ない。→苦情の汲み上げ制度の整備。震災でクローズアップ↑安堵感。生保世界シェア17.1% 核家族化が保険を発展させた。2013/05/05

horihorio

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著者の博士論文を基にした本。行政の、日本の多くの大手生保に対する不信感が垣間見えた。保険金支払についてはおろそかで、かつ問題発覚後の対応も、言われたので何とか対応、ではそれも宜なるかな、と言えるか。2012/02/03

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