出版社内容情報
「都市のにぎわい」「生活の安全」という、これまでなかった視点から「歴史都市」京都の地域住民の生活実態に迫る研究。
内容説明
これまでの「歴史都市」京都に関する研究の多くは、美術・芸術ないし、文化人類学的な観点から実施されてきた。その結果、現実に京都で生活を送る人々の日常活動が、十分に把握されることがなかった。本書では、「都市のにぎわい」と「生活の安全」の2つをキーワードにして、「歴史都市」京都の住民の生活実態と事業者の経済活動にスポットを当てて地域研究を行う。
目次
歴史都市・京都の伝統と発展
第1部 にぎわいと安全(京都の地域安全と商品;地域環境力を育むまちづくり;四条河原町界隈の京町家とファイアマーク;地域の特性を活かした経済活動と京都ブランド商品;西本願寺門前町のまちづくりとソーシャル・キャピタル)
第2部 にぎわいを支える京都産業(京都のにぎわいを支えるもの;地域の発展と大学の社会貢献;進展する国際化にケイケイ革新を迫られる京扇子・京団扇)
第3部 にぎわいと京都産業の系譜(京都のモノ作り技術の系譜―「平安の都」から商工業都市「京都」へ;戦時経済統制下における「室町と西陣」)
第4部 にぎわいの将来予測(ニューラルネットモデルによる京都への観光需要の予測;京都パープルサンガ主催試合の観戦に対する需要の予測)
著者等紹介
井口富夫[イグチトミオ]
龍谷大学経済学部現代経済学科教授。1949年9月、大阪市生まれ。1977年3月、神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士(神戸大学)。1977年4月より、龍谷大学経済学部勤務(講師、助教授を経て現職)。1983年4月~1984年9月、カリフォルニア大学サンタバーバラ校経済学部経済研究員を併任。2005年10月~2007年9月、東京海上研究所客員研究員を併任。専攻は産業組織論、保険論、地域経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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