内容説明
環境保護と貿易の利益をいかに両立させるか?環境と貿易に関するさまざまな論点を経済学と法学の双方から分析し、有効な環境・貿易政策とガット/WTO法の望ましい解釈を提示する。
目次
グローバル化の中の環境問題
第1部 ガット/WTOとMEA(環境とガット/WTO;環境と関連するガット以外のWTO協定;ガット/WTO協定の解釈と環境問題;多国間環境協定(MEA)とガット/WTO)
第2部 環境と貿易の経済学(環境と貿易に関する経済分析の基礎;環境政策と貿易政策;環境政策が貿易に与える影響と貿易が環境政策に与える影響;国際資本移動と汚染逃避地仮説;グローバルな環境問題への対応)
著者等紹介
山下一仁[ヤマシタカズヒト]
1955年岡山県笠岡市生まれ。77年東京大学法学部卒業、同年農林省入省。82年ミシガン大学にて応用経済学修士、行政学修士。2005年東京大学農学博士。農林水産省ガット室長、欧州連合日本政府代表部参事官、農林水産省地域振興課長、農村振興局整備部長、農村振興局次長などを歴任。08年農林水産省退職。同年経済産業研究所上席研究員。10年キヤノングローバル戦略研究所研究主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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