行動意思決定論―経済行動の心理学

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  • サイズ A5判/ページ数 213p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535554771
  • NDC分類 141.8
  • Cコード C3033

内容説明

モノを買うとき、どこかへ行くとき、人はどのように決めているのか。心理学・経営学・経済学・工学など、学問分野を横断して応用される行動意思決定論をきっちり解説する。

目次

第1部 行動意思決定論とその考え方
第2部 選好逆転現象とその説明
第3部 期待効用理論とその反例
第4部 意思決定とプロスペクト理論
第5部 フレーミング効果とその説明
第6部 意思決定のプロセスとその理論

著者等紹介

竹村和久[タケムラカズヒサ]
1960年生まれ。東京工業大学大学院総合理工学研究科博士(学術)。光華女子短期大学家政科講師、筑波大学大学院システム情報工学研究科助教授、カーネギーメロン大学社会意思決定学部フルブライト上級研究員などを経て、早稲田大学文学学術院教授、同大学意思決定研究所所長、同大学理工学総合研究センター兼任研究員。専門は、社会心理学、意思決定論、消費者行動論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

46
行動経済学の分野から見た意思決定論ということなのだと思いました。数学はあまり高度ではないというもののかなり難しい気がしました。理工系的な観点からの説明が多く、そのため数式なども出てくるので難しく感じられるのかもしれません。基本的には選考逆転、プロスペクト理論とフレーミング効果が中心的な説明です。2015/06/08

ryo1oo3o

2
合理的な人間を仮定して設定された効用関数が如何に現実の意思決定と乖離しているか、そしてそれに対して近年の研究においてプロスペクト理論などを中心に心理学や神経学の分野からの多面的なアプローチが行われている事を順序だてて説明したもの。非常にわかりやすかった。2013/04/10

burkett

2
意志決定において必要な要素:5項組  1.選択肢の集合A 2.状態(変わりうる状況)の集合Θ 3.結果(選択肢×状態)の集合X 4.写像(選択肢a1×状況θ1の場合生じる関数:f) 5.選考構造(結果の選好的な順序対を集めた集合R)。 行動意思決定論とは『人間の意思決定行動に関する心理学的知見を説明するための記述的な理論の総称』だそう。実際の人間の意思決定を説明するために、効用理論プラス心理学の理論を用いるという点で、行動経済学と似てる。11章の多属的意志決定と、そのプロセスの変化の話は参考になった。2010/10/20

ムンムン

1
p.93 l.8の-p(b)u(0)は-p(b)u(100)の誤りではないでしょうか? 本の内容は難しかった…もう一度チャレンジしたい。2018/04/15

ごましお

1
カーネマン髪ぼさぼさだな2012/12/25

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