変わる社会、変わる会計―激動の時代をよむ

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535554641
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C3033

内容説明

会計が社会のなかで現実にどのように機能しているかをみるには、一〇の論文を読むより一つの時事や実話(新聞・雑誌などの記事)を素材にした方がよっぽどタイムリーで有益な場合が多い。著者はその時々のトピックを思いつくままホームページの「時事会計教室」に掲載してきたが、本書はその国内外のトピックスのなかからいくつかを抜粋し、若干の補筆修正を施したものである。

目次

国内編(カネボウ巨額粉飾事件―大型経済犯罪と会計・監査;ライブドア・ショック―「会社とは何か」と会計;新会社法と会計―剰余金分配の自由化と会計;中小会社と会計参与制度―中小会社と税理士の意識改革 ほか)
海外編(EUと会計2007年問題―日欧相互承認と会計外交;新たな業績報告―純利益は消える?;エンロン事件と米企業会計への不信―監査はビジネスか?;米国不正会計の根っこにあるものは―株主価値至上主義の落とし穴 ほか)

著者等紹介

石川純治[イシカワジュンジ]
1948年高知県生まれ。大阪大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学・商学)。駒澤大学経済学部教授。カーネギーメロン大学客員研究員(1989~1990年)、クイーンズランド工科大学客員教授(2000年)。公認会計士第2次試験委員(2000年~2002年)、税理士試験委員(2005年~)。主要著書は、『経営情報と簿記システム(4訂版)』(森山書店、2004年、日本簿記学会賞)、『時価会計の基本問題』(中央経済社、2000年、日本公認会計士協会学術賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

tkr_pnkt

0
学生時代テスト対策で買ったものの、めっちゃはまった。 監査法人のジレンマや、会社は誰のものか議論、そして新会社法移行での重大な変更点を日経や日経金融の記事を引用しながら解説するので決算書を読む一投資家としても、もとい企業という一主体と深く関わる人間としてはとても面白い!! ライブドアショックの切り口も新鮮で、本当の意味で監査人の視点だと思うのでとてもよい。

ライアン

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自分にはちょっと難しかった。ここから更に状況は変わっており、ネタ的に古かったのが残念。2010/04/08

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