経済発展の産業連関分析―総投下労働量と労働の付加価値生産性を中心に

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  • サイズ A5判/ページ数 176p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535552630
  • NDC分類 331.19
  • Cコード C3033

内容説明

本書は著者が1978年以来行なってきた研究のうち日本と韓国の間の不等労働量交換の問題を中心として編集し、一部を書き下ろしたものである。すべて総投下労働量と労働の付加価値生産性(所得率)およびその逆数であるところの付加価値当たり必要労働量に関する論文を集めたものである。

目次

総投下労働量(総労働需要量)と労働の付加価値生産性との理論的関係
総投下労働量と労働の付加価値生産性の実証研究(経済構造の分析を中心に;経済発展の過程における回帰分析の結果とその解釈を中心に)
不等価交換、技術進歩と経済発展―搾取の定義、その拡張およびその実証
不等価交換・搾取および経済開発―日本の1970‐1975‐1980年接続産業連関分析
日韓接続産業連関分析―日韓不等労働量交換の測定

著者等紹介

中島章子[ナカジマアキコ]
1952年大阪生まれ。1971年京都大学工学部衛生工学科入学。1976年同上文学部哲学科西洋哲学史専攻卒業。1980年サセックス大学開発経済学修士課程修了。1985年神戸大学経済学研究科博士課程後期単位取得退学。1982年日本国籍保有者に対する職員採用試験(National Competitive Exam)合格。1985年国際連合アジア太平洋経済社会委員会国際貿易・国際金融部勤務。1987年京都大学経済学部専任講師(留学生担当)基礎経済理論、経済英語担当。2000年京都大学経済学研究科より論文博士247号授与。2000年福岡大学経済学部経済発展論担当助教授
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