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なぜ貧困はなくならないのか―開発経済学入門

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535551961
  • NDC分類 333.8
  • Cコード C3033

内容説明

アジア諸国で貧困が消失しつつあるなか、インドではいまだに多くの人々が貧困にあえいでいる。インドが陥った開発の落とし穴とは何か。途上国の貧困層がそこから脱する道筋とはどのようなものか。経済発展の本質を説き明かす。

目次

第1章 序章
第2章 基礎概念
第3章 閉鎖経済の基礎的枠組
第4章 農業における技術進歩の重要性
第5章 工業の進歩が必ずしも貧困を緩和しない理由
第6章 奢侈財部門の経済的帰結
第7章 国際貿易は貧困層を窮乏化させるか
第8章 成長のエンジンとしての貿易
第9章 発展政策と工業生産性の成長
第10章 結論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

がっち

4
インドをモデルとして開発経済学のアプローチを説明している。わかりやすいかといえばそうではなかったが、開発経済のアプローチを理解するにはよいものではなかろうか。D2011/07/17

tamekichi02

0
これは良い本。齋藤誠先生オススメなだけある。大学時代に読んでたら確実に開発経済のゼミに入ろうとしてただろうな。2013/10/02

crow_henmi

0
開発経済学の理論的仕組みの入門として非常によくまとまっている。出来れば手元においておきたい名著。2012/02/12

ぬめぬめ

0
インドを題材に(?)経済発展の理論的な分析を行なっている。理論モデルが数式は一切排した形で説明されているので、数理モデルに慣れていない人でも読めるのはありがたい。内容も非常に面白かったので、経済発展・開発経済学に興味ある人には読む価値ありかなと。開発経済学も最近は一部の市場に注目した部分均衡的な分析が多いような印象なので(間違っているかも)、改めて一般均衡の考え方の重要性にも気付かされた。9章の具体的な政策の話も一般的な教訓を多く含み、政策を考える上で気をつけるべきことを教えてもらった気がする。2018/02/28

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