出版社内容情報
個人とコミュニティの健康と幸福の実現に向け挑戦を続ける社会的企業。日本でも注目を浴びるこの事業の展開の指針となる基本書。
【目次】
第1章 社会的企業、健康とウェルビーイング
第Ⅰ部 洞察のための理論の適用
第2章 ウェルビーイングな空間としての社会的企業――ウェルビーイングをどこでどのように実現するかを探る
第3章 社会的企業の理解を深化する――ポスト成長社会への変革におけるウェルビーイング、生計、種間の連帯
第4章 コミュニティのウェルビーイングと社会的企業――場、可視性、ソーシャルキャピタル
第5章 ウェルビーイングのためのコミュニティ経済――社会的企業は「ともに良い状態で生きる」ためにどのように貢献するか
第Ⅱ部 方法論のフロンティアの拡大
第6章 社会的企業を通じたウェルビーイングの空間化――アプローチ、表現、プロセス
第7章 健康とウェルビーイングのために重要となるWISEの労働条件
第8章 重篤な精神疾患を抱える人々の健康とウェルビーイングに影響を与えるWISEの設計――介入マッピングアプローチ
第9章 「困っている人を見たら、助けたい」――農村コミュニティの社会的企業とウェルビーイング
第Ⅲ部 実践のための新しい洞察
第10章 社会的企業は健康とウェルビーイングにどのように影響するか?――「コモンヘルス事業」からのいくつかの教訓
第11章 社会的企業は健康の公平性にどのように影響を与えるのか?――比較事例分析
第12章 ケアを伴いながら働く――WISE従事者の労働
第13章 人々が出会う場所――障害者のためのインクルーシブな職場づくり
第14章 最先端スキルを超えて――社会的企業、健康、ウェルビーイングの次の課題は?
目次
社会的企業、健康とウェルビーイング―不確実な時代のためのタイムリーなトピックか?
第1部 洞察のための理論の適用(ウェルビーイングな空間としての社会的企業―ウェルビーイングをどこでどのように実現するかを探る;超越していく社会的企業の解釈―ポスト成長社会への変革におけるウェルビーイング、生計、種間の連帯;コミュニティのウェルビーイングと社会的企業―場、可視性、ソーシャルキャピタル;ウェルビーイングのためのコミュニティ経済―社会的企業は「ともに良い状態で生きる」ためにどのように貢献するか)
第2部 方法論的フロンティアの拡大(社会的企業を通じたウェルビーイングの空間化―アプローチ、表現、プロセス;健康とウェルビーイングのために重要となるWISEの労働条件;重篤な精神疾患を抱える人々の健康とウェルビーイングに影響を与えるWISEの設計―介入マッピングアプローチ;「困っている人を見たら、助けたい」―農村コミュニティの社会的企業とウェルビーイング)
第3部 実践に向けた新たな洞察(社会的企業は健康とウェルビーイングにどのように影響するか?―「コモンヘルス事業」からのいくつかの教訓;社会的企業は健康の公平性にどのように影響を与えるのか?―比較事例分析;ケアを伴いながら働く―WISE実践者の労働;人びとが出会う場所―障害者のためのインクルーシブな職場づくり;最先端研究の先を目指して―社会的企業、健康、ウェルビーイングの次の課題は?)
著者等紹介
ロイ,マイケル・J.[ロイ,マイケルJ.] [Roy,Michael J.]
英国スターリング大学ビジネススクール教授
ファーマー,ジェーン[ファーマー,ジェーン] [Farmer,Jane]
オーストラリア・スウィンバーン工科大学社会イノベーション研究所教授兼財団ディレクター
佐藤勝典[サトウカツノリ]
香川大学大学院地域マネジメント研究科准教授。博士(経営学)。1977年、岡山市生まれ。慶應義塾大学商学部卒業、慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程修了、東北大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。東北大学大学院経済学研究科研究戦略センター研究員を経て現職。東洋大学大学院国際学研究科非常勤講師、日本NPO学会事務局長を務める。専門は社会起業家論・労働統合型社会的企業
岩満賢次[イワミツケンジ]
岡山県立大学保健福祉学部教授。博士(社会学)。1978年、岡山市生まれ。立命館大学大学院社会学研究科応用社会学専攻人間福祉領域(博士課程後期課程)修了。NPO法人岡山NPOセンター、聖カタリナ大学、愛知教育大学を経て、2017年10月より現職。専門は社会保障論、公的扶助論、社会福祉政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



