出版社内容情報
ASEAN各国と日本、中国、韓国、台湾、香港は、この半世紀でめざましい発展を遂げた。各国が開放経済を通じ、相互依存を築いて、ひとつの経済圏を築いてきたことが大きい要因だ。東アジア経済圏について、様々な角度から実証的に分析する。
目次
第1章 東アジアにおける域内中間財貿易とマクロ経済相互依存
第2章 アジア株式市場の連動性と石油価格変動
第3章 東アジア諸国に対する中国経済の影響力の変遷―総需要・総供給ショックが識別可能なGVARを用いた分析
第4章 資本規制が株式市場の国際的連関に与える影響―東アジア諸国に焦点を当てる分析
第5章 自由貿易協定と競争―EU・韓国FTAは日本企業の投資行動にどのような影響を与えるのか
第6章 アジア後発工業国における「早すぎる脱工業化」のリスク
著者等紹介
ブー・トウン・カイ[ブートウンカイ] [Vu Tuan Khai]
法政大学経済学部教授。ベトナム出身。2003年一橋大学商学部卒、2008年横浜国立大学国際社会科学研究科博士課程修了(経済学博士)。成蹊大学経済学部助教、明星大学経済学部准教授、法政大学経済学部准教授を経て、2017年4月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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