出版社内容情報
大学教育の経済効果について、日本では人的資本論とシグナリング論のどちらが成立しているのか。理論と実証の両面から分析する。
目次
経済学から見る大学教育
第1部 人的資本理論とシグナリング理論(シグナリング理論に関する実証研究のサーベイ;わが国におけるスクリーニング仮説の検証;人的資本蓄積、能力格差と大学進学率)
第2部 大学進学の決定要因(大学進学率および志願率の決定要因に関する先行研究;大学進学率と志願率の決定要因;潜在需要、収容定員と大学進学)
第3部 大学教育の経済効果(大学教育と労働生産性;大学院教育の経済効果;人的資本と経済成長;イノベーションと大学教育)
著者等紹介
村田治[ムラタオサム]
関西学院大学経済学部教授。博士(経済学)。1980年関西学院大学経済学部卒業。2022年~現在、あしなが育英会会長代行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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