出版社内容情報
具体的な時系列データをもとに、経済変動を実証的に分析する方法を伝える。ベクトル自己回帰モデルを中心にそれ以外の方法も扱う。
目次
第1章 ベクトル自己回帰モデルによる経済変動の分析―需要ショックと供給ショックへの分解
第2章 為替レートショックと輸出量の関係―マルコフ転換VARモデルを用いた分析
第3章 インフラ投資のマクロ経済効果―時変係数VARモデルを用いた分析
第4章 不確実性ショックの非対称性効果について―平滑推移VARモデルを用いた分析
第5章 中国における住宅投資の要因分析
第6章 コロナ禍の財政破綻懸念が家計の貯蓄行動に与える影響―ランダム化比較試験を用いた分析
第7章 物価水準の財政理論の概説
著者等紹介
森田裕史[モリタヒロシ]
法政大学経済学部准教授。1986年奈良県生まれ。同志社大学商学部卒、一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了(経済学博士)。日本学術振興会特別研究員PD(2014年4月から2016年3月)を経て、2016年4月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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