出版社内容情報
近年の不動産学が対象とする実社会に発生している諸問題とその解決策を、法学、工学、経済学、経営学の各分野から探求する。
目次
第1部 法学分野(不動産取引における公証人、登記―日独を素材として;建物内での転倒事故と土地工作物責任適用の可否に関する研究)
第2部 工学分野(見えざる手の見える化―不動産業の倫理に関する小考;住宅生産の越境的な展開普及における構法の働き;建物の隣棟間隔、後退距離に基づく街区内建物配置の予測―不確実な市街地像の表現方法)
第3部 経済学・経営学分野(賃貸用共同住宅における維持管理の状態を考慮したバリュエーションの再構築に向けた一考察;不動産会計情報を活用した企業不動産戦略の方向性)