オペレーションズ・マネジメント選書 需要予測の戦略的活用―マーケティングとサプライチェーンマネジメント（ＳＣＭ）をつなぐ

山口 雄大【著】

日本評論社（2021/09発売）

• サイズ A5判／ページ数 213p／高さ 22cm
• 商品コード 9784535540156
• NDC分類 675.2
• Cコード C3034

出版社内容情報

日本ではまだなじみの薄い「オペレーションズ・マネジメント」（Operations Management）の各種概念を、アカデミックとビジネスの両目線で体系的に整理したオペレーションズ・マネジメント選書シリーズの1冊。物と情報の流れを管理するSCM(サプライチェーンマネジメント)のトリガー、何が、いつ、どこで、何個売れるのかといった需要予測をメインテーマとして扱っている。
海外の論文や書籍を参照しアカデミックな理論による演繹的な考察とビジネス事例からの帰納的な考察を行き来し、ヒューリスティクスなど需要予測と離れた領域の知を掛け合わせたアイデアの創出を試みた書。
需要予測に携わる実務家と、そういった職種をマネジメントするディレクター層必読。
理論と実務どちらもカバーした需要予測の入門書。

目次

第１部　基礎編（経営戦略としてのＳＣＭ；需要予測に必要な３つの学問領域；需要予測でつながるサプライチェーン；マーケティングとＳＣＭを結ぶ需要予測；需要予測のグローバルスタンダード　ほか）
第２部　戦略的活用編（需要予測高度化のための６ファクター；需要予測のためのデータマネジメント；アナリティクス予測の実践；ヒューリスティクス予測；プロフェッショナルの直感予測　ほか）

著者等紹介

山口雄大［ヤマグチユウダイ］
東京工業大学生命理工学部卒業。同大学大学院社会理工学研究科（認知科学）修了。同イノベーションマネジメント研究科ストラテジックＳＣＭコース修了。早稲田大学大学院経営管理研究科（フロンティアの経営学）修了。化粧品メーカーで様々なブランドの需要予測を担当後、需要予測ＡＩの開発に携わる。学会、企業、大学等で多数の講演を実施（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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読んでみると、時系列の本を読むかマーケティングリサーチを読んだ方がよく、多分筆者も理解しているのか怪しい言葉をひけらかしているだけのような気がする。ただのビジネス本の方が経営者目線などからもっと深堀して書いているし、そういう意味では買って手元に置いておく理由は見当たらない。訳し方にも疑問。分散をヴァライアンスという読み方はしないだろう。Exploration Exploitationってバンディット応用で元々あったのでは？とは思った。

2023/06/09

[ゼロ投資大学]

サプライチェーンという単語がニュースで頻繁に取り上げられるようになり、需要予測を戦略的に用いて生産と流通と販売の最適化を行っていくことが一層重要になっている。数字を用いて統計学を使った定量的な分析と情報やデータを用いた定性的な分析を組み合わせていく必要がある。

2021/11/19

[Go Extreme]

基礎編： 経営戦略・SCM 需要予測・３つの学問領域 るサプライチェーン マーケティングとSCMを結ぶ需要予測 需要予測のグローバルスタンダード 需要予測モデル 新製品・発表直後の需要予測 戦略的活用編： 需要予測高度化６ファクター 需要予測データマネジメント アナリティクス予測実践 ヒューリスティクス予測 プロフェッショナルの直感予測 需要予測システム活用法 当たらない需要予測の価値 デマンドブリーフ 知を継承する需要予測組織 需要予測のプロフェッショナル人材

2021/10/10

[みやます]

生産管理やSCMを勉強中の身。 ところどころ仕事で使えそうな情報があり、勉強になった。 デマンドプランナーという職は今後ますます重要になりそう。

2024/03/03

[horada]

***

2024/02/16