出版社内容情報
グジャラート州を例に、植民地期から現在までの牛経済の変容と、それを支える牧畜カーストの対応を社会学・経済学的観点から分析。
目次
牧畜カーストと牛経済、牛文化
第1部 植民地期の牛経済(イギリス統治期の家畜と環境;グジャラートの家畜変動と農業発展)
第2部 独立後の牛経済(牛経済のネットワーク;牧畜カースト研究の枠組みと事例)
第3部 牧畜カーストと慣行権(牛移牧集団の社会経済分析;家畜飼養と社会関係;日帰り放牧と資源利用)
第4部 牧畜カーストの挑戦(牧畜カーストとモビリティ;牧畜カーストの社会経済変化;牧畜カースト子弟の就学状況;牧畜カースト若者の公務職挑戦;牧畜カーストと中小零細企業)
牧畜カーストの軌跡と展望
著者等紹介
篠田隆[シノダタカシ]
1951年秋田県生まれ。1981年神奈川大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。1982年グジャラート・ヴィディヤービート(M.Phil課程)留学。1983年サルダール・パテール経済社会研究所(Ph.D.課程)留学。1986年大東文化大学国際関係学部専任講師。現在、大東文化大学国際関係学部教授(経済学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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