出版社内容情報
発明の創造過程やその商業化過程で何が起きているのか。理論と実証のギャップを埋め、イノベーションを高める要因を分析する。
内容説明
イノベーションへの知識創造を包括的データで分析し、発明の真の姿に迫る。
目次
第1部 発明の創造(発明の創造過程;プライオリティを巡る競争;発明者へのインセンティブ設計;発明者のキャリア、移動と教育)
第2部 イノベーション(イノベーションへのプロセスと不確実性;発明の進歩性、私的価値と社会的な価値;反共有地の悲劇の検証;オープン技術標準によるイノベーション)
第3部 特許制度(パブリック・ドメインと特許制度;累積的イノベーションと試験研究例外;ノードハウスのトレードオフと特許審査制度)
著者等紹介
長岡貞男[ナガオカサダオ]
東京経済大学経済学部教授、RIETIプログラムディレクター。1975年、東京大学工学部卒業、1980年、マサチューセッツ工科大学経営学修士、1990年、同大学からPh.D.(経済学)を取得。通産省、世界銀行、成蹊大学経済学部教授、一橋大学イノベーション研究センター教授を経る。研究分野はイノベーションと産業組織(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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