出版社内容情報
とどまるところを知らないデジタル「強制」社会に警鐘を鳴らし、「アナログな人間らしい生き方を選ぶ権利」を論じる挑戦的な本。
【目次】
第1部 行き過ぎたデジタル化社会に警鐘を鳴らす胎動・息吹
Ⅰ.「デジタルの強制」を阻止する「アナログ生活を求める権利」論
Ⅱ.ロレンツによる「アナログ生活を求める権利」論の産声
Ⅲ.「アナログ生活を選好・選択する権利」という筆者の構想
Ⅳ. 第1部執筆直後(2023年2月まで)の「極端なデジタル化」に関するニュース
第2部 デジタル時代の新しい「アナログ生活を求める権利」論への期待
Ⅰ. 「アナログ生活を求める権利」が必要とされる時代背景とデジタル「強制」社会への危惧
Ⅱ. 「デジタル技術と私たち人間・社会」のあるべき関係性・距離感
Ⅲ. ドイツの「アナログ生活を求める権利」論の萌芽
Ⅳ. グラウの唱える「アナログな存在であり続ける基本権」
Ⅴ. 「デジタル時代の新しい基本権」を擁護する人たち
Ⅵ. 連邦議会における「重要な労働条件に関するアナログ伝達方法の廃止」への抵抗の動き
第3部 人間社会を脅かすデジタル化の現状・諸問題
Ⅰ. 日常生活に忍び寄るデジタル化
Ⅱ. デジタル化社会の様々な問題
第4部 「アナログ生活を求める権利」論の必要性・正当化・有用性と「アナログ」の価値再考
Ⅰ. 「アナログな存在であり続ける人間」の尊厳・自由・平等を死守するために
Ⅱ. 「アナログ生活を選好・選択する権利」の正当化
Ⅲ. 「アナログ生活を選好・選択する権利」が実際に役立ちそうな場面
Ⅳ. 前向きな「アナログ」の見直し
第5部 人間に優しい「デジタルサポート・プラス」な共生社会をめざして
Ⅰ. デジタル化社会における「多様性」を実現する「包摂」とは?
Ⅱ. 優先すべき「デジタル化・技術の開発・導入」
Ⅲ. ポスト・デジタル資本主義を見据えた新たなパラダイムの模索
Ⅳ. アナログである人間の「あるがままを受け入れること」の尊さ・大切さ
第6部 将来・未来世代のためにもデジタル化社会の行方を憂い連帯して抗う
Ⅰ. 将来・未来世代をも破滅へと導く原子力技術・デジタル技術の暴走
Ⅱ. デジタル化により効率化されて浮いたお金は「宇宙開発・進出」へ
Ⅲ. 将来・未来の私たちにミヒャエル・エンデ『モモ』が発していた警告
Ⅳ. 「現代社会の行き過ぎたデジタル化」に対する「アナログの反乱」
内容説明
とどまるところを知らないデジタル「強制」社会に警鐘を鳴らし、人間らしい生き方を選ぶ権利を論じる。
目次
第1部 行き過ぎたデジタル化社会に警鐘を鳴らす胎動・息吹
第2部 デジタル時代の新しい「アナログ生活を求める権利」論への期待
第3部 人間社会を脅かすデジタル化の現状・諸問題
第4部 「アナログ生活を求める権利」論の必要性・正当化・有用性と「アナログ」の価値再考
第5部 人間に優しい「デジタルサポート・プラス」な共生社会をめざして
第6部 将来・未来世代のためにもデジタル化社会の行方を憂い連帯して抗う
著者等紹介
臼井豊[ウスイユタカ]
1970年奈良県生まれ。最終学歴、同志社大学大学院法学研究科博士課程後期課程修了、博士(法学)。現在、立命館大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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