政治文化としての立憲主義―日本国憲法への一つの接近

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  • サイズ B5判/ページ数 440p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535528055
  • NDC分類 323.14
  • Cコード C3032

出版社内容情報

近代立憲主義の起源と展開を憲法思想・憲法理論・比較憲法の3つの観点を総合して研究する著者の立憲主義研究をまとめた書。


【目次】

序章 主題と副題をめぐる若干の回顧
 Ⅰ 「政治文化としての立憲主義」という主題に寄せて
 Ⅱ 「日本国憲法への一つの接近」という副題に寄せて
第Ⅰ部 「政治文化」としての法の支配と立憲主義
第1章 「法の支配」再考――憲法学の観点から
 Ⅰ 「法の支配」は無条件の善?
 Ⅱ 「法の支配」と「法治主義」
 Ⅲ 「法の支配」と現代イギリス憲法学
 Ⅳ 二つの「法の支配」論――佐藤とアラン
 Ⅴ 政治道徳哲学への禁欲とその帰結
 Ⅵ 改めて「法の支配」の多義性について
第2章 戦後日本公法学と法の支配
 はじめに
 Ⅰ 法の支配の政治文化――日米の対照性
 Ⅱ 戦後公法学の出発と法の支配
 Ⅲ 「厚い法の支配」と「薄い法の支配」
 Ⅳ 「法の支配」の再構築
 Ⅴ 日本における法の支配の価値
第3章 立憲主義と民主主義
 Ⅰ 立憲主義の復権と民主主義からの反撃
 Ⅱ 「立憲主義と民主主義」という問題設定の意味
 Ⅲ 「プロセス的司法審査理論」とその論拠
 Ⅳ 多元主義と共和主義――どんな民主主義か?
 結びに代えて
第4章 ジェレミー・ウォルドロンの違憲審査制批判について
 はじめに
 Ⅰ ウォルドロンの議論は「人民立憲主義」か?
 Ⅱ 「ハイブリッド型」の人権保障システム
 Ⅲ ウォルドロンの違憲審査制批判の概要とその特徴
 Ⅳ ファロンによる違憲審査制擁護論とその問題点
 Ⅴ タシュネットによる論争の評価とその意義
 Ⅵ 憲法理論の二つのレベルとその役割
 結びに代えて
第5章 政治文化としての立憲主義
――J・ウォルドロンの憲法理論に関する一考察
 Ⅰ 盟友か、論敵か――ウォルドロンとサイドマン
 Ⅱ 憲法理論の固有性と相対性
 Ⅲ サイドマンの「憲法不服従論」とウォルドロンの批判
 Ⅳ ウォルドロンの違憲審査制批判の特徴と問題意識
 Ⅴ 「政治文化としての立憲主義」と憲法制度・憲法運用
 結びに代えて
第Ⅱ部 基本的人権論への接近
 第6章 近代人権論と現代人権論
――「人権の主体」という観点から
 Ⅰ 人権論における「近代」と「現代」
 Ⅱ 人権の国際化と現代人権論
 Ⅲ 限定的人権論と拡張的人権論
 Ⅳ 限定的人権論の制度的前提
 結びに代えて
第7章 「憲法的思惟」と国際人権の間
――蟻川恒正『尊厳と身分』を読む
 Ⅰ 憲法的思惟と「日本」という問題
 Ⅱ 『尊厳と身分』の内容構成
 Ⅲ 「尊厳と身分」論文を読む
 Ⅳ 「違憲審査制批判者ウォルドロン」という問題意識の乏しさ
 Ⅴ 「国際人権法の不在」という問題
 Ⅵ まとめとお詫び
第8章 基本権の私人間効力論
――憲法・民法問題の観点から憲法学の課題

目次

序章 主題と副題をめぐる若干の回顧
第1部 「政治文化」としての法の支配と立憲主義(「法の支配」再考―憲法学の観点から;戦後日本公法学と法の支配;立憲主義と民主主義 ほか)
第2部 基本的人権論への接近(近代人権論と現代人権論―「人権の主体」という観点から;「憲法的思惟」と国際人権の間―蟻川恒正『尊厳と身分』を読む;基本権の私人間効力論―憲法・民法問題の観点から憲法学の課題を探る ほか)
第3部 統治機構論・憲法政治への接近(「裁判官の良心」に関する一考察;「裁判官の良心」と裁判官―憲法理論的考察に向けて;「統治行為」諸論の批判的考察 ほか)
終章 「生ける憲法」という思想と方法―奥平憲法学から学んだこと

著者等紹介

愛敬浩二[アイキョウコウジ]
1966年東京都生まれ。2020年早稲田大学法学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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