出版社内容情報
気鋭の行政法学・刑事法学の研究者と豊富な実務知識・経験を持つ行政書士による、デジタル社会における行政手続の理論的・実務的考察。
内容説明
デジタル社会における行政手続の在り方を展望する。行政法学・刑事法学の研究者と、行政手続実務を担う行政書士らが集結する「行政書士制度に関する研究会」。行政手続法・行政不服審査法の分析と、多岐にわたる個別法領域、具体的な申請手続の現状を視野に収めた実践的研究をまとめる初の論文集。
目次
行政手続と公共政策法務―「行政手続に関する法律実務」の可能性(橋本博之)
申請処理手続と事後手続―「事前手続と事後手続」再論(山田洋)
行政手続における機械の利用(飯田森)
申請処理の遅延と「時の裁量」(清水晶紀)
廃棄物処理法における手続的課題―一般廃棄物処理業に関する計画許可制度をめぐって(川合敏樹)
自治体情報システムの標準化と地方自治(清水知佳)
行政手続法・行政手続条例の適用場面と手続の瑕疵―若干の行政不服審査答申例・裁決例を概観して(鎌田惇)
裁決にみる判断過程審査に関するおぼえがき(藤原将史)
法律に強く、法律を使おうとする行政書士像―審査基準・ガイドラインに拘泥することなく、国民の権利利益を実現する行政書士とは(伊藤智基)
AI技術の発展と行政書士業務への影響・課題(米丸恒治)
行政書士法19条1項違反の罰則について―「報酬を得て」という文言をめぐって(穴沢大輔)
著者等紹介
橋本博之[ハシモトヒロユキ]
明治大学専門職大学院法務研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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