出版社内容情報
原則・例外によって主張立証責任を分配するといった要件事実論における考え方がどのように現れるか。また、支払不能や無資力といった概念の事実あるいは評価としての位置づけをどのように考えるか。現在議論されている担保法改正との関係、また民法の詐害行為取消権の改正による影響など、倒産法分野の要件事実論を掘り下げた講演会の記録。
目次
倒産法と要件事実・講演会議事録(倒産法における平時実体関係の受容と変容、および否認の局面等における要件事実に関する若干の検討;相殺禁止規定(破産法第71条第1項第2号前段)における「主張立証責任対象事実の決定基準」について
担保法改正と倒産法の課題)
講演レジュメ(倒産法における平時実体関係の受容と変容、および否認の局面等における要件事実に関する若干の検討;相殺禁止規定(破産法第71条第1項第2号前段)における「主張立証責任対象事実の決定基準」について
担保法改正と倒産法の課題)
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要件事実論・事実認定論関連文献(要件事実論・事実認定論関連文献2023年版)
著者等紹介
田村伸子[タムラノブコ]
法科大学院要件事実教育研究所長・創価大学法科大学院教授・弁護士。1994年創価大学法学部卒業。2020年法科大学院要件事実教育研究所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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