三淵嘉子・中田正子・久米愛 日本初の女性法律家たち

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

三淵嘉子・中田正子・久米愛 日本初の女性法律家たち

  • 佐賀 千惠美【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 日本評論社(2023/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 40pt
  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年04月30日 19時59分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 274p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535527461
  • NDC分類 327.14
  • Cコード C3032

出版社内容情報

1938(昭和13)年、まだ女性に選挙権がなかった頃、司法試験に合格した女性たちがいた。三淵嘉子、中田正子、久米愛。1940(昭和15)年、3人は日本初の女性弁護士となる。当時の社会で、女性法律家の誕生は、目の覚めるような出来事だった。

のちに、三淵は日本初の女性裁判所長に、中田は日本初の女性弁護士会会長に、久米は日本婦人法律家協会初代会長になる。日本の女性史、法律家の歴史に確かな業績を残した3人だったが、彼女たちの歩んだ道は決して平らなものではなかった。太平洋戦争、司法における女性差別、仕事と家庭生活との両立。そんな女性法律家の黎明期を、彼女たちは、草分けとしての自負と持ち前のハングリー精神で生き抜いた。

自身も弁護士である著者の丹念な取材により、3人の足跡を記録したドキュメンタリー『華やぐ女たち 女性法曹のあけぼの』の復刻版。

内容説明

丹念な取材に基づく三淵嘉子たち3人のドキュメンタリー。1991年刊の原著に新たな情報を加え復刻。

目次

第1章 女性弁護士の誕生(女性が弁護士になった;女に法律なんて;明治大学女子部の浮き沈み)
第2章 三淵嘉子―初の、女性の裁判所長(女性裁判官の草分け;嫁に行けない ほか)
第3章 中田正子―女性初の弁護士会会長(たった一人ご健在;生い立ち ほか)
第4章 久米愛―女性法曹のフロントランナー(三つの個性;足跡 ほか)

著者等紹介

佐賀千惠美[サガチエミ]
1952年熊本県に生まれる。2023年叙勲(旭日双光章)受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちゃん

128
本を開くとまず三淵嘉子さん65歳時の写真と目が合う。おおらかな笑顔、が眼差しからは意思の強さが伺える。毎日前のめりになって観ている今季の朝ドラ。装丁とタイトルから伺える固さはなくて、とても読みやすかった。女性法律家の草分けのこの3人に共通するのはやはり裕福な家庭に生まれ、父親が「女性も学問を極めるべきだ」という考えだった事、そして「女性も自分らしく生きるべき」という男性を夫に選んだ事。三淵嘉子さん、職場の人達は「おおらかで気配りの人」と口を揃えたのに家族は「一人よがりですぐ怒る」のギャップが面白かった。2024/06/09

小鈴

20
朝ドラ虎に翼で存在を知り読んでみました。元検事で現在は弁護士の著者は出版社から1985年に日本はいつから女性弁護士や法律家が活躍されたのですか?という質問に答えられなかったことから本の企画が始まった。戦前から婦人運動は活発だったが、著者が本をまとめるまで法曹界の女性史をまとめた本はなかった。驚きである。この本は87年に出版、朝ドラ化するにあたり情報を追加して再版された。司法試験を女性で最初に合格した3名のうち2名は既に鬼籍に入っていた。中田正子に面会して聞き取りしている。興味深く読みました。2024/08/16

kenitirokikuti

10
全く偶然なんだが、知り合いのおっちゃんが裁判で弁護していただいたのが本書の著者である佐賀千恵美先生なのでありました。最高裁には上がらず和解となった。裁判は面倒ですねえ。本書が取り上げる女性法律家は明治大学卒だが、相手方は日大だったなぁ。おっちゃんに送ったのであとで感想を聞こう。2024/06/12

カチ

3
久米愛さんの言葉が印象に残った。男は幼児の時から社会へ出て計画、決定に加わるという教育と訓練を受けているが、女にはされていない。能力がないのではない。また、男に養われる生活の幸せは、男がいなくなれば全部根底から崩れる。経済的、精神的に独立して国や社会に目を向けられるようになる等。それにしても東京、中央で活躍された久米さん、三淵さんは元々運動が得意で体力もありそうだったのに、共に60代で亡くなられたのは、力尽きたかのように感じた。2024/07/26

hisayparrish

2
「三淵嘉子と家庭裁判所」を読んで、もう少し知りたくなり、本書に至った。これは、元検察官で現在は弁護士をされている佐賀千惠美さんが、1991年に発刊した「華やぐ女たち 女性法曹のあけぼの」の復刻版とのことだ。よく丹念に取材されたなと感心する一方で、今となっては得がたい貴重な情報を集めておいていただいたことに感謝する。本書は三淵嘉子さん、中田正子さん、久米愛さんの3人が登場するが、三人とも女性の社会進出に偏見のあった戦前の時代から戦中、戦後を生き抜いて、それぞれ立派な仕事をされたことに改めて敬服する。2024/01/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21662251
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品