出版社内容情報
社会権の法的性格や企業法・争議権・法解釈方法論等の基本的なテ-マの検討を行う。労働法についての強い期待と確信を記す。
目次
第1編 総論(連帯の法;法解釈方法論―法曹の立場から ほか)
第2編 各論(「労働者」概念の再考―労働者と法の適用関係;労働条件対等決定の法的効果について ほか)
第3編 判例、命令批評(有期契約労働者の賞与等不支給と労働契約法20条適用;守口非常勤職員雇止め事件について ほか)
第4編 評論(大学に科学者の新たなコミュニティの形成を;大阪市による公務員の団結権への侵害と反撃 ほか)
第5編 座談会 労組法上の労働者性―最高裁三判決とこれからの課題(最高裁三判決の経緯と若干のコメント;三判決の「労働者性の判断要素」 ほか)
著者等紹介
豊川義明[トヨカワヨシアキ]
弁護士、関西学院大学名誉教授。1945年和歌山県生まれ、大阪で育つ。2004年関西学院大学大学院司法研究科(法科大学院)教授(~2014年)客員教授(2014年~2021年)。日本労働法学会、法社会学会、法哲学学会など所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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