出版社内容情報
アメリカの判例法理・学説を分析の軸に内心の自由の原理論的考察を通じて、憲法19条、20条の二元的な保護枠組みを明らかにする。
目次
序章 内心の自由への二元的な保護枠組み
第1章 法義務免除の法理
第2章 法義務免除の正当化と「宗教」定義をめぐる論争
第3章 敵意の法理―Smithテストの展開
第4章 反正統性原理と思考プロセスの自由
終章
補章 宗教的自由の武器化の問題
著者等紹介
森口千弘[モリグチチヒロ]
博士(法学)。熊本学園大学社会福祉学部准教授(憲法学、教育法学)。1990年東京都生まれ。東京都立国分寺高校、早稲田大学法学部を卒業。早稲田大学大学院法学研究科修士課程、同博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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