出版社内容情報
高林龍教授の古稀を記念する論文集。知的財産法の各分野の論点を鋭く論じる論文を掲載。
目次
第1部 特許法・商標法・不競法・意匠法分野(発明者認定基準再考―日米比較法の観点から;先出願の承認人による後出願(PCT出願)と優先権主張
中国における特許ライセンスに対する独禁法による規制
インドネシアにおける特許発明の国内実施義務について
日本における査証制度の比較法的考察 ほか)
第2部 著作権法・その他の知財分野(いわゆる「著作権の相対性」について;ノンフィクション作品における事実と表現上の創作性;金魚電話ボックス事件と美術の創作性;図面等に描かれたデザインと著作権保護をめぐる一考察;イギリス著作権法における著作物性に関わる基本的概念―著作物の分類、固定性、オリジナリティについて ほか)