出版社内容情報
戦後司法を揺るがした「宮本判事補再任拒否事件」から半世紀。その当事者が事件の深層とその後、自身がかかわった司法改革の真の意義を語る。
内容説明
1971年、裁判官として、再任拒否された宮本康昭氏がいま、日本の司法を語る。
目次
第1部 再任拒否の経緯(再任拒否前後;再任拒否への予兆;再任拒否以降)
第2部 司法改革を目指して(新たな立場から;司法改革前夜の司法をめぐる状況;司法改革への体制整備;司法制度改革審議会への対応)
第3部 司法制度改革の経緯(司法制度改革の史的検討序説;司法制度改革の立法過程)
第4部 あらためて司法の現状について考える(目指した裁判官像と現実;司法民主化への胎動;裁判所をめぐる状況の変化;司法改革の到達点と現在)
著者等紹介
宮本康昭[ミヤモトヤスアキ]
弁護士(ひめしゃら法律事務所所属)。1959年4月司法修習生(13期福岡)。1961年4月判事補(福岡・長岡・東京・熊本)。1971年4月熊本簡裁判事。1973年5月弁護士登録(東京弁護士会)、東弁司法問題対策特別委員会(委員長)。1974年6月日弁連司法問題対策委員会委員。1991年2月日弁連司法改革組織検討委員会委員長。1992年4月日弁連司法改革推進センター事務局長。1999年4月日弁連司法改革実現本部事務局長(本部長代行)。2002年7月最高裁一般規則制定諮問委員会委員。2004年4月東京経済大学現代法学部教授。2006年10月法テラス常勤弁護士(法テラス多摩法律事務所所属)。2008年10月法テラス東京副所長
大出良知[オオデヨシトモ]
九州大学・東京経済大学名誉教授。弁護士(ひめしゃら法律事務所所属)。1978年3月東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程中途退学。4月~静岡大学人文学部法学科専任講師・助教授・教授。1991年4月~九州大学法学部教授・同大学院法学研究院教授・同法科大学院長。2007年4月東京経済大学現代法学部教授(至2018年3月)・現代法学部長(2010年4月~2014年3月)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ステビア
べんぞう