出版社内容情報
2016年の大統領候補時代から現在までトランプは大統領の自らと異なる言論に対する異常とも思える攻撃と排除は続く。いまや自分の意見はツイッターでしか発しないこの状況を米国憲法修正1条が保障する言論、報道の自由の視点から批判的に解明。日本も同様な事態であることを知ることが必要だ。
内容説明
トランプ大統領による言論・プレスの自由への過剰な攻撃はアメリカだけの特殊な現象ではない。アメリカ憲法修正1条が保障する言論、報道の自由の視点から批判的に解明することにより、安倍政権下で進行した日本における言論の自由と報道の自由を改めて考え直す契機となろう。言論の自由、報道の自由の現実を直視するために。
目次
第1章 自由で独立したプレス
第2章 煽動
第3章 反正統性原理
第4章 パブリック・フォーラム
第5章 「ヘイトスピーチ」への対処
第6章 異論
著者等紹介
ジック,ティモシー[ジック,ティモシー] [Zick,Timothy]
ウィリアム・アンド・メアリー大学ロースクール教授。憲法学が専門で、大学では言論の自由や信教の自由について講じる
田島泰彦[タジマヤスヒコ]
元上智大学教授、早稲田大学非常勤講師。専門は憲法、メディア法
森口千弘[モリグチチヒロ]
熊本学園大学准教授。専門は憲法、教育法
望月穂貴[モチズキホタカ]
早稲田大学比較法研究所招聘研究員。専門は憲法、安全保障法
清水潤[シミズジュン]
白鴎大学法学部准教授。専門は憲法
城野一憲[シロノカズノリ]
鹿児島大学教育学系講師。専門は憲法、主に表現の自由(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 大和路こころの旅路