出版社内容情報
平和・人権活動に取り組む人びとの魅力とは何か。世界各国の法律家、学者、NGO等と連帯してきた著者の活動の軌跡を回顧する。
内容説明
自由、人権、民主主義の実現のためにたたかう人びとは、やさしく勇敢だった。世界各国を歴訪し、国際人権活動に取り組んできた弁護士が綴る、心温まる回想録。
目次
ギリシャ・ペリアリ村
衝撃を受けたマルタの会議
ノルドマンIADL会長の思い出
フランスの裁判官のこと
アメリカの法律家のこと
ソビエトの法律家との交流
マドリードのメーデー
人びとを熱狂させたカストロ大統領の演説
インドでのアジア太平洋法律家会議
フランス人権宣言から二〇〇年
殺されるフィリピンの弁護士
「弁護士の役割に関する基本原則」の成立
韓国の「民弁」と民主化の前進
受難が続く中国の人権派弁護士
忘れない 坂本弁護士一家殺害事件
回想の中の憧れの人
作家・夏樹静子さんの思い出
著者等紹介
大川真郎[オオカワシンロウ]
1941年3月和歌山県出身。1964年3月東京大学法学部卒業。1969年4月弁護士登録。1991年4月~1992年3月大阪弁護士会副会長。2002年4月~2004年3月日本弁護士連合会事務総長。2004年4月~2008年3月立命館大学法科大学院特別契約教授。2010年7月~2013年4月日本司法支援センター(法テラス)常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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