出版社内容情報
日本における違憲審査制の軌跡を踏まえ民主主義との関係でその意義、そして違憲判断、合憲判断の方法と理論を分析、考察する。
目次
第1編 日本における違憲審査制の軌跡(日本における違憲審査制の軌跡―発足から2000年まで;2000年以降の憲法判例の展開 ほか)
第2編 司法審査と民主主義(「司法審査と民主主義」問題の意義;「司法審査と民主主義」問題への対応策 ほか)
第3編 違憲審査制の活性化(違憲審査制の活性化策;司法審査制における下級審の役割―堀越事件を素材として ほか)
第4編 違憲審査と違憲判断の方法(違憲審査の方法;違憲判断の方法 ほか)
第5編 合憲性判断の方法(「三段階審査」論;最高裁と比較衡量論 ほか)
著者等紹介
市川正人[イチカワマサト]
1955年静岡県生まれ。1979年京都大学法学部卒業。1984年京都大学大学院法学研究科博士後期課程学修認定退学。2008年京都大学博士(法学)。現職、立命館大学大学院法務研究科(法科大学院)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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